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2020.11.26

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山形信用金庫「2021年カレンダー」に、グラフィックデザイン学科3年生 髙橋実咲さんのデザインが採用


山形の四季折々の風景、名所・名産品、イベントなどが散りばめられたポスターデザイン。時間をかけてゆっくりと眺めただけ楽しい発見がいろいろありそうです。

山形信用金庫より、「2021年カレンダーデザイン」の制作委託を受け、グラフィックデザイン学科の有志7名が取り組み、同学科3年生の髙橋実咲(たかはし・みさき)さん(上写真)のポスターデザインが採用されました。

毎年、カレンダー制作の指導を行っている原高史(はら・たかふみ)グラフィックデザイン学科教授は、「コロナ禍で制作時期のスタートが遅れたのですが、イラストの得意な女子学生が多かったので良いポスターが出来たと思います。今年のポスターも審査で選出されてから完成まで約1カ月をかけてブラッシュアップしてもらいました。」と話します。

審査は、同信用金庫の常勤役員の皆様および執行役員の皆様、合計8名で行われました。本企画をご担当された押野真由美(おしの・まゆみ)さん(信用金庫業務部業務課調査役)は、今回の学生たちのデザインについて、「学生のみなさんのデザイン案を審査する時には、制作いただいたコンセプトや思いなども一緒に発表させていただいたので審査した役員たちは感心しきりでした。高橋さんのデザイン案は、クリーム色の下地に柔らかな雰囲気の手描きのイラストで、ラフデザインの段階から感じがとても良かったです。コロナ禍ということもあり、このカレンダーを見た方が暖かい気持ちになっていただければ。」と感想をいただきました。


2021年のポスターにデザインが採用されたグラフィックデザイン学科3年生の髙橋実咲さん

デザインを手掛けた髙橋実咲さんは、「“時の流れ”をコンセプトに、山形の季節が移りゆく様子を表現しました。ブラッシュアップの段階では、季節の様々な要素をさらに盛り込むとともに、季節の移り変わりが自然になるように工夫しています。」と制作時の思いを語りました。

高橋さんがデザインしたこのポスターは、8000枚が制作され、山形市、上山市、天童市、寒河江、河北町エリアの店舗を訪れた来店者の方へ2020年11月24日から配布されています。

写真左から、原高史グラフィックデザイン学科教授、山形信用金庫業務部課長の佐藤康平さん、今回のポスターを制作した高橋さん、同信用金庫業務部調整役の押野真由美さん。

上記左は、2018年度に採用された中村綾恵(なかむら・あやえ)さんのポスター。右は、2019年度の北楯史織(きただて・しおり)さんの採用ポスター。北楯さんがデザインしたポスターは、全国の信用金庫が制作したPR関連商品が出品される「39回信用金庫PRコンクール」にて、カレンダー部門の優秀賞も受賞しています。


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