子どもたちは、大人の予測を遥かに超えた想像力を持ち、感じ、考え、周囲と関わりながら日々成長します。人間形成の土台を作る幼児期に、心が豊かに育つことを願い、教育目標を『心動かされる経験を重ね、感じる心、感じあう心、つながりあう心をもち、自信をもって自分を表現する子どもを育てる』としています。職員は、その時々の子どもの気持ちを受け入れ、共感しながら、行動の背景にある小さな心の動きを理解します。「もっと知りたい」「やってみたい」「どうしてなんだろう」そんな探究心に丁寧に向き合い、一人一人が自分に自信を持って表現できるよう、一緒に探究し続けています。
こども芸術大学認定こども園の暮らしは日々の遊びの積み重ねから成り立っています。遊びには「ぼく・わたしの時間」「みんなの時間」の2つの時間があり、それぞれの時間を行き来して遊びながら、好奇心や探究心を呼び起こされるようなモノ・ヒト・コトと出会いを重ねていきます。
子どもの「やりたい」を遊びにつなげ、一人一人が自由に遊びを展開する時間です。職員は、一人一人の興味・関心を大切に、自分の感じたことや考えたことを表現できるよう関わっています。試行錯誤を繰り返し、楽しみながら、やりたい遊びを実現していきます。
友達と共に一つの活動に取り組む時間です。子どもたちが十分に自己を発揮し、友達との関わりを通じて互いの良さや多様性に気付いていくことを大切に活動しています。一人一人の成長の姿に合わせ必要な経験を考えながら、プロセスを大事に、充実感へとつなげていきます。
四季折々の自然、アートやデザインを学ぶ学生・教員たちに囲まれ、子どもたちは日々、多くの刺激を受けています。また、おうちの方が子どもたちの遊びに加わり、一緒に過ごす時間もあり、環境が生み出すこの多様な関わりが子どもたちの好奇心を掻き立て、感性や表現力が磨かれていきます。
学校法人東北芸術工科大学 こども芸術大学認定こども園
TEL:023-627-2280