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2024.01.18

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歴史遺産学科 青野友哉准教授が執筆参加した書籍が刊行されます

歴史遺産学科の青野友哉(あおの・ともや)准教授が執筆参加した書籍『列島の人々は火山災害にどのように向き合ってきたのか ー火山災害考古学から今を考える』(山川出版社)が1月22日に刊行されます。

地震・津波・火山噴火が多発する日本列島においては、過去の災害痕跡を研究し、現在・未来の防災に役立てる「災害・防災考古学」の分野は非常に重要です。本書もその一環として企画され、広く多くの人々に向けて書かれたものです。

青野准教授は「巨大噴火・津波がアイヌ社会に与えた影響」と題して、考古学研究が明らかにした17世紀の災害と復興について紹介しています。今後の災害への心構えとしても、関心のある方はぜひ手に取ってみてください。

『列島の人々は火山災害にどのように向き合ってきたのか ー火山災害考古学から今を考える』

火山灰に覆われた遺跡からは、通常の遺跡ではありえない量の情報がえられる。これらの発掘調査から、当時の集落の景観、住居などの構造、生産地の形態、人間の姿や社会構造などに迫り、遺跡、遺構と遺物の比較を通して、各時代・各地域におけるさまざまなパターンの社会対応が考察できる。
日本列島の火山が活動期に入ったといわれるいま、考古学研究者が各地の新たな発掘調査の成果を持ち寄って議論し、防災に活かす。
2017年度開催の日本考古学協会宮崎大会のセッションに、新発見や新たな論考も加えて書籍化。

監修:五味文彦
編 :桒畑光博
著者:市川健夫、篠原武、幡中光輔、杉山秀宏、藤村翔、小島敦子、松﨑大嗣、丸山浩治、天野賢一、杉山浩平、金子節郎、関俊明、青野友哉

価格:6,600円 (税込)

山川出版 ウェブサイト


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歴史遺産学科