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2022.03.04

大学

「2021年度 卒業/修了研究・制作展[美術科] TOHOKU CHANGE MAKERS 3D オンライン展」のお知らせ


この度、本学美術科では、「2021年度 卒業/修了研究・制作展[美術科]TOHOKU CHANGE MAKERS 3D オンライン展」を開催することになりましたので、お知らせいたします。

この3Dオンライン展は、東京都美術館における本学の「卒業/修了研究・制作展[東京展」」(卒制のセレクション展)の開催が、昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響で中止となったため、芸工大生たちの卒業・修了後の作家活動支援の一つとして企画したものです。

昨年度は、東京展に代わる企画として、選抜者の作品を「書籍」(『TOHOKU CHANGE MAKERS 東北芸術工科大学美術科2020セレクション』左右社)という形で届けるべく制作を行いました。本年度は、選抜者だけではなく、学内で行った卒業/修了研究・制作展にて展示を行った全ての美術科4年生・大学院芸術文化専攻修士2年生(絵画・彫刻・工芸・複合芸術)、そしてthe Teamの作品を3Dで撮影し、オンライン上でご覧いただきます。制作は、国内外を問わず、数々の建築や美術展の3D制作の実績を持ち、高いクオリティで知られるARCHI HATCHさまです。


感染症が第6波となり、感染拡大が続くなか、本学学生の集大成としての作品・活動をできるだけ多くの方に届けたいと思い、制作いたしました。卒業/修了研究・制作展の会場を歩くようにして、3D オンライン展をお楽しみいただけたら幸いです。

公開期間:2022年3月1日(〜1年間予定)
制作:ARCHI HATCH
URL:https://www.tuad.ac.jp/sotsuten/3donline/


東京都美術館で行われるはずだった本展は、オミクロン株による第六波により、急遽3Dオンライン展示へと変更されることになりました。

こんなにも突然に活動が制限されるにもかかわらず、東北・山形の若きアーティストたちは、何一つ諦めてはいません。むしろ今、むき出しになった危うい世界の枠組みや、命の尊さや、約束されない未来を受け入れることで、より深くアートに没頭しています。

芸術は、人類史の混乱期にこそアップデイトされてきました。

このおよそ2 年間は、東北でも、東京でも、世界の国々でも、人類はみな同じ恐怖に怯えていましたが、まるでウィルスによって失われた命と入れ替わるかのように、世界中に新たな表現者たちを生み出しているはずです。

本展「TOHOKU CHANGE MAKERS」のアーティストたちも、今だからこそ生まれた表現者たち。未来のアートシーンを変革していく若き才能を、東北よりオンラインでお届けします。


東北芸術工科大学学長 中山ダイスケ  


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