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2021.01.14

大学

佐藤孝弘市長を表敬訪問。本学制作映画「BOLT」の全国上映を報告

東北芸術工科大学では、映画「BOLT」の全国上映にあたり、映画監督で本映画のプロデューサーでもある根岸吉太郎 本学理事長が佐藤孝弘市長を2021年1月12日に表敬訪問し、映画という分野で山形から世界に響く映画を制作できたことと、地域に根差す大学として今後も創造的な活動を続けていくことを報告しました。

2021年1月12日に佐藤市長を表敬訪問した際の風景。写真左から根岸理事長、佐藤市長。

この映画は、本学が制作し、本学映像学科教授で映画監督の林海象(はやし・かいぞう)教授が監督しました。「BOLT」「LIFE」「GOOD YEAR」の3部で構成され、そのうち、「LIFE」「GOOD YEAR」は山形市内がロケ地となっています。(本映画の制作秘話についてはこちらをご参照ください。)

3部作とも主演は俳優の永瀬正敏(ながせ・まさとし)さん。「GOOD YEAR」は、スウェーデンの国際映画祭「ヴェステロース映画祭』で最優秀撮影賞を受賞したほか、「BOLT」としても「第22回上海国際映画祭パノラマ部門」にて正式招待作品、「京都国際映画祭2019」では特別招待など、数々の評価を得ています。

映画「BOLT」を監督した映画監督の林海象映像学科教授(写真中央)。高松市美術館で行われた「BOLT」撮影時の風景。

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佐藤市長は、「原発事故という世界的な課題をつきつけられ、それとどう向き合っていくのかは何年経っても考えなくてはならない。たくさんの市民の方にご覧いただきたい」、「林海象さんと一緒に撮影できたことは学生さんたちにとって素晴らしい経験となったはず。その才能を、ぜひこれからの人生の中で発揮してほしい」と激励いただきました。

「BOLT」「LIFE」「GOOD YEAR」のうち、「GOOD YEAR」は、単体で上映された当時に観てくださったという佐藤市長。

また、根岸理事長は、「大学は“生きるとは何か”を見つける学問。ドキュメント映画を制作することも生きることとは何かを問うもの。世界を代表する映画監督は、ドキュメンタリー映画を突き詰めた作家であることが多い。映画を通して、この世の中にある課題を見つけられる人材を大学として生み出していきたい。この映画の全国上映と震災から10年という節目を、大学としてもう一度原点に戻って活動していきたい」と語りました。

 「山形市は、ユネスコ創造都市ネットワーク映画部門に加盟しており、また、山形国際ドキュメンタリー映画祭開催時には国内外から映画関係者や愛好者が集まる街。ドキュメンタリーは一見地味な分野だが、実際の出来事をドラマにする過程に多くの学びがある学問。大学としても力を入れていきたい」と語る根岸理事長。

※記念撮影時の一瞬、マスクを外していただきました。

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映画「BOLT」は、東北エリアでは、「フォーラム山形」、「フォーラム仙台」にて1月15日より上映されます。「フォーラム山形」での1/16(土)13:50の上映回では、根岸理事長と、プロデューサー・株式会社ドリームキッド代表の大和田廣樹さんとの対談も開催されます。詳細はこちらからご覧ください。他、全国の上映情報はこちらからご参照ください。


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