2022.02.17
イベント・展示会
学生団体「かみのやまおとどけ隊ふるってぃ」が上山市特産品のプロモーション活動を実施
チュートリアル「東北芸工大スイーツ学科」のメンバー3人による学生有志団体「かみのやまおとどけ隊ふるってぃ」が、上山市役所と連携し、山形県上山市の特産品「紅干柿」と、だんご本舗たかはし様と共同開発した洋菓子「カキノキノブラウニー」のプロモーション活動を実施しました。
プロモーション活動は昨年12月にJR仙台駅にて、コロナ対策をしっかりと行なったうえで実施しました。
今回提案した新しい取り組みは、紅干柿の個包装販売です。紅干柿の基本の売り方は、32果や16果といったまとまった個数での販売が主流ですが、学生は気軽に購入しにくいと考え、1つずつのバラ売りと5個セットのカップタイプとして、食感の柔らかい「生」干柿の状態のものを用意しました。
コロナ禍での活動として、大きな声を出せないという状況を考慮し、100年以上続く上山の干し柿農家を表現するべく、「大正浪漫」をテーマとした商品パッケージや販売スタンド、のぼりなどもデザインしました。
開始後、多くのお客様が足を止め、2時間という短い時間で用意した、紅干柿500個とブラウニー50個が完売となり、お客様とのコミュニケーションを通じて、新たな知見を得ることができました。
大好評であったこの取り組みの結果を経て、東京・銀座の「おいしい山形プラザ」での販売を2022年1月13日より開始されました。
すでにカキノキノブラウニーは完売、カップタイプの紅干し柿は在庫を追加していただくなど、嬉しい報告を受けております。
今後も「かみのやまおとどけ隊ふるってぃ」として、上山の魅力を果物を通し、広めていきたいと思います。
文:かみのやまおとどけ隊ふるってぃ(企画構想学科2年) 阿部恵珂、高村帆香、山中香澄