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2025.12.02

イベント・展示会

小金沢智准教授の編著『歌は待っている』の刊行記念イベント「冬のうたげ、群馬」が1/18(日)に群馬県太田市で開催

小金沢智(こがねざわ・さとし)准教授の編著『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』の刊行記念イベント「冬のうたげ、群馬」が、群馬県の太田市美術館・図書館にて、1/18(日)に開催されます。お近くの方は、ぜひ足をお運びください。


小金沢智編著『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』刊行記念イベント

冬のうたげ、群馬


会 期:2026年 1月18日(日)14:00~15:30(開場:13:00)
トーク:14:00〜14:40 出演:吉江淳(写真家)、小金沢智(キュレーター)
ライブ:14:50〜15:30 出演:前野健太(シンガーソングライター)
会 場:太田市美術館・図書館 3階 視聴覚ホール
    (〒373-0026 群馬県太田市東本町16−30)

イベントの詳細はこちらから(小金沢智 WEBサイト)


●チケット販売

定員:80名(先着)
前売:3,000円(税込)、当日:3,500円(税込)
ご購入はこちらから

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このたび、シンガーソングライターの前野健太さん、写真家の吉江淳さんをお招きし、「冬のうたげ、群馬」と題するイベントを開催いたします。山形県山形市蔵王温泉で開催した「みちのくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」での周遊型展覧会「ひとひのうた」をテーマとする本『歌は待っている 風と土と「ひとひのうた」と』(モ・クシュラ)の刊行記念イベントの第2弾で、本のタイトル=「歌」からの連想で、「うたげ」(宴)を冠し、土地を変え、季節を変え、その場ごとの企画を行う特別な催しです。

今回行うのは、吉江さんと僕とのトーク、前野さんのライブです。『歌は待っている』では、吉江さんには蔵王の雪渓の写真を表紙に使用させていただき、前野さんには「ひとひのうた」のために制作いただいた詩と歌に加え、僕との対談を撮り下ろし、収録させていただきました。会場の太田市美術館・図書館(群馬県)は僕の前の職場で、前野さんは開館記念展「未来への狼火」(2017年)に、吉江さんは開館3周年記念展「HOME/TOWN」(2021年)にご参加いただいたという経緯もあります。ここはいわば、『歌は待っている』の原点と言って過言ではない場所なのです。

僕は、おふたりの作品は表現方法こそ異なるものの、「ある土地で/いま(かつて)/私が/生きている(生きていた)こと」が、あざやかに表現されていると思っています。作品に触れると生を強く実感して、ふつふつとエネルギーが湧いてくる。前野さんが歌を通して、吉江さんが写真を通して見ている/表現・表出されている情景・風景に、僕は勇気づけられ、圧倒させられてきました。その美しさに触れるたび、僕も精いっぱい生きるぞ、僕も何かをつくろう(生きるために)、と思うのです。その体験が今回のイベントの根本にあります。

年明けの冬の太田市は、群馬県名物の空っ風が吹き荒んで、冷えこむかもしれません。けれども、トークとライブで、お越しになられた皆さまと熱いエネルギーをギュッと体にたくわえる時間にできたら。会場で皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

(小金沢智 WEBサイトより引用)
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小金沢智 准教授 プロフィール
美術科 日本画コース