2023.01.10
イベント・展示会
本学大学院を紹介する展覧会「TOHOKU CALLING」をクリエイティブシティセンターQ1にて開催
創造都市やまがたの共創プラットフォーム「クリエイティブシティセンターQ1」に、本学が運営する非営利のレンタルギャラリー「THE LOCAL TUAD ART GALLERY」がオープンします.。
学生や卒業生、アーティストに、アートやデザイン、工芸や映像などの発表・展示の場として活用してもらうことを目指して作られました。本学主催の展覧会期間以外は、2週間単位での貸しギャラリーとしてどなたでも借りていただけます。
今回、こけら落としの企画展として「TOHOKU CALLING」の枠組みで芸工大大学院から育った4名の作家をご紹介します。
TOHOKU CALLING
1月11日(水)-1月22日(日)
TOHOKU CALLING vol.1 春原直人
春原直人(Naoto Sunohara)/1996年長野県生まれ。2020年東北芸術工科大学芸術文化専攻日本画領域修了。主に山を主題とした作品を制作しており、作家自身が実際に登攀することで蓄積される身体的な動きを筆致に昇華し、抽象的な風景として表現することで、墨や岩絵具といった伝統的な日本画のメディウムを用いながらも、外延性を持った平面作品の新たな可能性を模索している。
1月25日(水)-2月5日(日)
TOHOKU CALLING vol.2 土田翔
土田 翔(Tsuchida Syo)/1997年福島県生まれ。2021年東北芸術工科大学大学院複合芸術領域修了。 日本画家小松均の研究を下敷きに自らの絵画論を構築する。対象と一体になることを目的に、フィールドワークを通して対象の感覚的リアルを得ながら制作に取り組む。 表現の出力方法は絵画だけではなく身体・行為が介在する方法に展開している。
2月8日(水)-2月19日(日)
TOHOKU CALLING vol.3 外丸治
外丸 治(Tomaru Osamu)/1980年埼玉県生まれ、群馬県育ち。2005年東北芸術工科大学大学院彫刻領域修了。宮城県での就職、群馬県への帰郷後に山形県に戻り、現在は蔵付きの古民家を自宅兼工房としてリノベーション中。生と死の境界を行き来する木材を用いて、日々の中で感じる言葉にならない「何か」をつかみ取るため彫刻と工芸をまたがる地域に根ざした活動を展開している。
2月22日(水)-3月5日(日)
TOHOKU CALLING vol.4 齋 悠記
齋 悠記(Sai Yuhki)/1978年アメリカ合衆国生まれ、宮城県育ち。2021年東北芸術工科大学大学院博士後期課程芸術工学研究科平面造形領域入学。手製で仕上げた丸みを帯びた支持体に、日常生活の中で瞬間的に表れる感覚の世界を色と形で表現する。大学進学とともに沖縄に移住。沖縄や東北の自然や風習の根底に流れるプリミティブな感覚に深い共鳴を持ちながら抽象表現を展開している。
THE LOCAL TUAD ART GALLERY
10:00~19:00
〒990-0043 山形県山形市本町 1-5-9 やまがたクリエイティブシティセンター Q1 1階 1-G
https://yamagata-q1.com