/ EN

News

  • ホーム
  • ニュース
  • 美術科総合美術コースが「きざしとまなざし2022-やまがた障がい者芸術作品公募展-」 にてコラボレーション企画を開催

2022.11.14

イベント・展示会

美術科総合美術コースが「きざしとまなざし2022-やまがた障がい者芸術作品公募展-」 にてコラボレーション企画を開催

美術科総合美術コースでは社会教育士の資格取得のため、3年次に社会教育施設などの現場で実践を通して学ぶ授業の「社会教育実習」を行います。今回は7名の学生が、障がい者の方の芸術文化活動の普及支援を行っている「やまがたアートサポートセンターら・ら・ら」にて、「きざしとまなざし2022-やまがた障がい者芸術作品公募展-」の展示に携わりました。

展示内容の1つは、実習先である放課後等デイサービス「月のひかり」にて子どもたちと行った造形活動の作品を展示しています。もう1つは、来場者が会場で参加できるワークショップの企画を行いました。
さまざまな人と出会い、実践を重ねたことから生まれた展示空間です。ぜひ、足を運んでいただけたらと思います。



きざしとまなざし2022-やまがた障がい者芸術作品公募展- 

障がいのある人たちをとりまく環境には、表現の「きざし」があり、その表現に寄りそう「まなざし」があります。障がいのある人たちの表現は、このような相互の関係性でかたちづくられているともいえます。この公募展をきっかけに、障がいのある人たちの表現(=「きざし」)が、それを鑑賞するみなさんの「まなざし」、そしてその先に開かれた社会の「まなざし」へと広がっていく機会になればと思います。表現の「きざし」と、それに寄りそう「まなざし」を是非ご体験ください。

日時:2022年11月3日(木・祝)~11月16日(水)10:00~16:00
※11月7日(月)休館
会場:悠創館 展示室1.2(山形市大字上桜田366)
主催:やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
共催:山形県

やまがたアートサポートセンターら・ら・ら

●東北芸術工科大学総合美術コース3年生とのコラボレーション企画

➀ワークショップ「つながるあそび場」
日時:公募展会期中いつでも
対象:どなたでも参加できます(お子さんの場合は保護者同伴)
会場:悠創館展示室

内容:「つながるあそび場」では、「みんなの“きざしとまなざし”」「ゆらゆらレイン」の2つのワークショップを開催します。「みんなの”きざしとまなざし”」は、来場者だれでも参加できる、ペンや色鉛筆、シールで新しいポスターを創るワークショップです。展覧会を観て、どのような気持ちになったのかを色や形に置き換えて表してみましょう。そして、「ゆらゆらレイン」のコーナーでは、スズランテープや綿毛、毛糸などの様々な素材が吊り下がっています。それらを自由に編んだり裂いたり…空間の変化も楽しみながら、みんなで遊んでみませんか?

➁展示「にじいろのひみツキち」
児童デイサービス月のひかりに学生が6日間訪問して、一緒に遊んだり悩んだりしながら制作した作品を展示します。タイトル「にじいろのひみツキち」は、月のひかりさんの月の光の優しさと月の満ち欠けの変化と表情が、子供たちの特徴、個性を表しているという由来から、アイデアを得ました。作品を組み合わせ、月のひかりの多様で元気な子供たちのカラフルさを象徴するような空間を作ります。

関連ページ:

美術科総合美術コース