2022.08.23
イベント・展示会
2022年度文化財保存修復研究センター 公開講座 第1回『ド・ロ版画「最後の審判」』を開催
東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センターでは、地域の文化財をいかに守り次世代へ継承し、その活用の技術的課題について地域の皆様と共に考える場、語り合う場として、2014年から公開講座を開講しています。
2022年度は「信仰対象としての文化財」をテーマに講座を企画し、文化財の保存及び活用について考えます。
9月17日(土)開催(※オンライン開催)の第1回『ド・ロ版画「最後の審判」』では、センター研究員の元喜載(ウォン・ヒジェ)がお話しいたします。
長崎県にある大浦天主堂キリシタン博物館には、ド・ロ神父が手掛けた10種の版木と版画が所蔵されています。その作品群の中のひとつ、版画「最後の審判」の本格解体修復を本センターの東洋絵画修復室において、2020年10月より約1年をかけて実施しました。本講座では、「最後の審判」が成立以降どのような過程を経てきたのか、そして修復されるに至ったのか詳しくご紹介します。
2022年度文化財保存修復研究センター 公開講座 第1回 『ド・ロ版画「最後の審判」』
日時:2022年9月17日(土)14:00~15:30 ※Zoomによるオンライン開催
お申込み:9/14(水)までこちらのフォームよりお申込みください。お申し込み後、参加URLをお送りいたします。
受講料:無料(どなたでもご視聴いただけます・要申し込み)
主催:東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
共催:山形県立博物館
お問い合わせ:
文化財保存修復研究センター
TEL:023-627-2204
公開講座担当:笹岡・元