2020.11.10
受賞報告
グラフィックデザイン学科3年生がアドビ主催の産学連携型UI/UXデザインコンペ「Adobe College Creative Jam」でグランプリを受賞
アドビ株式会社主催の産学連携型UI/UXデザインコンペ「Adobe College Creative Jam」(2020年7月に実施)で、本学のデザイン工学部グラフィックデザイン学科3年生の演習「ビジュアルデザイン応用(UI演習・アイハラケンジ准教授担当)」を受講する16名の学生が参加し、ファイナリスト10組のうち、小原加南子さん+伊藤閑さんペア、阿部朱夏さん+小川紗代さんペア、宮野友里さん+村岡光さんペアの3組が選出され、最終審査会でのプレゼンテーションを経て、宮野友里さん+村岡光さんペアがグランプリ、阿部朱夏さん+小川紗代さんペアが3位をそれぞれ受賞しました。本コンペでは、アイハラケンジ准教授もコンペの企画段階から教育現場の立場でアドバイスなどで協力しています。
日本において、顧客のニーズを理解しサービスを提供する「UI/UXデザイン」は、先進国のアメリカと比較してまだ認知度が低い分野です。今回のコンペは、アート系、工学系など全国から選抜された7大学・170名ほどの大学生が参加する産学連携コンペとして実施され、「海洋環境保全」をテーマに、消えゆく珊瑚礁をどう守るのか、また珊瑚礁の保護の認知拡大や支援拡大を、モバイルソリューションとして解決するアイデアを3週間でデザインすることを競いました。
2020年10月に開催された同コンペ主催のクリエイティブカンファレンス「AdobeMAX」内セッション『学生の「創造性」で社会課題を解決』では、グランプリを受賞した村岡さん+宮野さんの作品・最終審査会でのプレゼンテーションの様子・インタビューなどが紹介されています。
ユーザーの定義や解決したい課題がしっかりと定義されたフローが組み立てられている。コロナ禍により緊急非常事態宣言が出された中でもすぐ実装できそうなアプリケーションを3週間で仕上げたフットワークの軽さ、Adobe Creative Cloudをはじめとするslack、teams、Zoom、Lineなどのコミュニケーションツールも使いこなしていることが評価されました。ぜひご覧ください。