松田 俊介
Matsuda Shunsuke
プロフィール
所属 | 芸術学部 歴史遺産学科 |
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職位 | 専任講師 |
専門分野 | 文化人類学 |
学位 | 博士 |
プロフィール | 1977年、鳥取県米子市生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学人間科学学術院にて博士号取得(課程外)。早稲田大学・城西大学・女子栄養大学・川村学園女子大学で非常勤講師、早稲田大学人間総合研究センターで招聘研究員を歴任。2021年より現職。専門は日本の儀礼・祝祭、食文化、台湾の民族文化。 趣味はネットでの雑談系生配信。 研究テーマ 私は現在、文化人類学を専門とし、おもに儀礼や食をともなう民俗行事を対象に研究しています。とくに近年の調査において、長年続けられてきた祝祭が、過疎化や不和、天災、疫病などによって変貌する事例が数多く目につき、問題意識をもっています。 かつては地域社会の住民にとってのアイデンティティとしてあった民俗行事が、簡素化や省力化、ひいては喪失される前に、変貌前の姿をビジュアルで克明に記録保存すること、またその当事者の方々からの聞き書きを残すことは研究者の重要な課題だと考えます。 主要業績 2018「儀礼をめぐる情報の表象と編集 ―強飯式の人類学的研究―」早稲田大学人間科学学術院博士学位論文 2017「儀礼の創出と地域住民のアイデンティティ表象に関する研究」(共著)『生活學論叢』第30巻 2017『文化の遠近法』(共著)言叢社 2015「伝統儀礼を活用した地域食の生成 ─日光周域における食を通じた地域活性化の事例から─」『食生活科学・文化、環境に関する研究助成研究紀要』第28巻 2014「日本地芝居之文化觀:埼玉縣秩父郡小鹿野町小鹿野歌舞伎的藝能、職業、食文化」『身体文化学報』第19巻 2014 Revisiting Colonial and Post-Colonial: Anthropological Studies of the Cultural Interface, Bridge21 Publications 2012「臺灣的運動、身體文化與民族觀光」『身体文化学報』第14巻 2012『カルチュラル・インターフェイスの人類学』(共著)新曜社 2011「エスニック・ツーリズムと原住民文化 ─台湾におけるテーマパークの実践事例から」『生活學論叢』第19巻 2011『医食の文化学』(共著)言叢社 2010『医食文化叢書Ⅰ 医食文化の世界』(共編)早稲田大学 国際医食文化研究所 |
作品リスト