2022春のオープンキャンパスレポート②

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お昼を食べ終わった後は、芸術学部をまわっていきます!
もう一度本館の中を通り、図書館側の出口へ。


自動ドアを出てすぐ左手にある図書館の2階が「文芸学科」のブースです。

文芸学科は小説、評論、エッセイ、記事、漫画、編集について学ぶことができます。図書館の2Fに教室があるため、すぐ近くに大量の蔵書に触れられる最高の環境です!

今回の目玉は文芸学科が発行する文芸誌『文芸ラジオ』の第8号の先行販売!
私が行ったときにはすでにラスト1冊になっていました。(すっごい人気です!)

先生との個別相談コーナーも賑わっていました。

こちらでは入試や大学生活の相談もできますし、作品の講評も受け付けています。
じっくり読ませていただいてから講評させていただきたいので、作品をお預かりして後日講評をつけて返してくれるんです!(手厚い!)


さて、また本館を通って、学生食堂のすぐお隣の「文化財保存修復研究センター」へ行ってみます。

こちらには美術作品の保存や修復について学べる「文化財保存修復学科」と、歴史、民俗・人類学、考学、歴史遺産マネジメントについて学ぶことができる「歴史遺産学科」のブースがあります。


まずは「歴史遺産学科」へ。
先生と学生が出迎えてくれました!

気になるのが、皆と一緒に出迎えてくれた熊の剥製!(先生の猫耳も気になるけど…!)
実は山形では熊を狩るマタギ文化が残っており、民俗学の授業でも扱うんだそうです。


さて、教室の中に入っていくと学べる分野を紹介する展示があり、学生が自分たちの体験をふまえながら解説を行なっていました。

歴史遺産学科では、いわゆる座学と呼ばれる書籍や論文から知識を得るだけの学び方ではなく、実践的な学びに特に力を入れています。自分の身体を動かし、実際のフィールドに飛び出してリアルな体験で得た気付きを学びに変えていきます。(専門授業の約半分は実習とフィールドワーク!)


同じ建物内には「文化財保存修復学科」のブースもあります。

文化財保存修復学科では、絵画(東洋・西洋)保存修復、立体作品保存修復、保存科学について、研究から実際の修復処置までを専門的に学ぶことができます。実際の作品の修復に携わりながら、実践的に保存修復について学べる学科は国内でも珍しく、日本全国から学生が集まります。


専門性の高いイメージがある学科ですが、学生が丁寧に分野についての説明をしてくれるので予備知識がなくても安心です。

文化財の修復方法が学べるブースでは実際にどのように文化財を修復していくのか、分かりやすく展示しています。

こちらには実際に修復に使う道具がずらり!

学科説明会では大英博物館で東洋絵画の修復を行っていた杉山学科長が学科の学びを説明しており、皆さん話に夢中になっていました!


建物を出ると学食前の「シャトルカーのりば」の前にシャトルカーが!
飛び乗ると数分で「新実習棟エリア」へ到着!(歩いても行けます!)

ここには、工芸デザイン学科と美術科の彫刻コースのブースがあります。


「工芸デザイン学科」(来年4月新設)では、ファッション・ジュエリー、インテリア、クラフト(陶芸・漆芸・金属・テキスタイル)、美術工芸を学ぶことが出来ます。

「工芸デザインの制作体験」ではファッション・インテリア・クラフト・美術工芸を体験することができます!
こちらは陶芸体験!

こちらは金属を叩いてフックを作っていました!

普段なかなか体験することができないものづくりを体験できるとあって高校生に大人気でした。
経験がない方でも学生スタッフが丁寧に教えますので安心してくださいね!


卒業制作の作品の展示や、授業カリキュラムの紹介展示もあり、多くの高校生で混みあっていました。

新設学科で入試が不安な方はぜひ先生に相談してみてくださいね。


工芸デザイン学科から、更に奥に進むと「彫刻コース」のブースがあります。彫刻コースでは、木彫、石彫、金属彫刻等の分野を学ぶことができます。
屋外スペースには学生の作品が並び、先生や学生がそれぞれの作品を解説していました。

「彫刻体験」のコーナーでは、チェーンソーやノミ等を使ってワイルドな作業を体験!

ツナギや道具を貸し出していますので、ふらっと立ち寄っても大丈夫です。
ぜひ多様な素材でダイナミックな制作体験をしてみてください!


新実習棟エリアを見終わったら、そのまま歩いて芸術実習棟へ向かいます。階段を下り、小川に架かる橋を渡り…徒歩5分弱。

こちらには、美術科日本画・洋画・版画コースのブースがあります。
おや?なにか外でやっていますね…

洋画コースの学生が音楽をかけながらノリノリでライブペインティングを行っていました。
山形県内の石川建設産業さんから提供された産廃コンテナに自由にペイントをしていました。
こうした企業との取り組みができるのも芸工大の特徴です!


建物の中に入るとすぐに日本画コースのブースがあります。

日本画で使用する素材や道具が飾られていたり(いつ見てもうっとり…)

大学での4年間の学びが展示されていたりと、見ごたえのあるブースになっていました。

また、入試模擬体験では写生を行いました。
時折先生からアドバイスをいただきながら楽しく描いていました。(実際の試験でも先生がアドバイスをします!)

この日はとても天気が良かったので、屋外のテントでワークショップを行っていました。
日本画に使われる墨や絵の具を使ってエコバッグや巾着袋作りが体験できますよ!。


日本画コースから先に進むと、「洋画コース」のブースがあります。(なにやら楽しそう…!)

教室内には受験生の作品と在学生の作品が展示されていました。

教室の中では先生が個別相談や作品講評を行なっています。
ちなみにどの学科コースを志望している方でも作品講評OK!ぜひぜひ作品を先生にみてもらってください。

入試模擬体験では、実際にモチーフを描きながら、描き方のコツを先生が伝授。
先生が優しく教えながらの、終始アットホームな雰囲気でした。


建物1階の突きあたりまで進むと、「版画コース」のブースがあります。
学生作品が展示されている教室では、一点一点の繊細な表現につい見入ってしまいます…。

文字とイラストがそのまま刷れる印刷体験を行っています

ポストカードが出来ました!

版画というと、みなさんも小学校の時に木版画に取り組んだ経験があるのではないでしょうか?
もし版画のイメージがそこで止まっていたら、もったいない!
版画にはこんなに細かい作品が作れる銅版画や

カラフルなものもあるんです!

ぜひ一度、本学で版画作品を間近で見てみてください。


芸術実習棟のすぐ隣、芸術研究棟には「総合美術コース」のブースがあります。
大きなバナーが目印です!総合美術コースでは、アートワークショップやアートプロジェクト、造形基礎、社会教育等を学び、アートを社会にどう結び付けていくか、役立てていくかを考え、実践していきます。

総合美術での学びを学生が教えてくれるブースがあったり

学生が考え実際に美術館や小学校で行なったワークショップを体験することができるブースもあります!
どのような目的で作られたワークショップなのか、学生が説明してくれますのでぜひ体感してみてください。


さてさて、これで15学科コースすべてをまわり終えました!
みなさんもお目当ての学科コースを全て見終わったら、アンケートを記入して本館1階受付に提出しましょう!スタッフとお揃い(色違い)のオリジルTシャツがもらえちゃいます。(欲しい…!)


また、3学科コースをまわるスタンプラリー企画もあり、スタンプを集めたら本館1階受付へ持っていくとオリジナルグッズをプレゼントしています!
(なお、どちらも数に限りがあります。)


最後に、帰りの無料送迎バスに乗車する人は、各出発時刻の10分前までには必ずバスロータリーに集合してくださいね~!

ということで、東北芸術工科大学のオープンキャンパスはいかがでしたか?

ちなみに、どの学科コースのブースも内容盛りだくさんですので、1日で全ての学科コースをまわるのはかなり大変です。来場前にオープンキャンパス特設サイトやパンフレットでイベント内容をチェックして当日のルートを決めておくことをオススメします!

それでは、スタッフ一同、夏のオープンキャンパスでお待ちしています!

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