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24.11.20

芸工大での生活はこんな感じ:在学生インタビュー🎤#03

山形では、今週からぐっと冷え込んできました。
学生が着ている服も、秋服から冬服に変わってきたように思います🧣

さて、先週の在学生インタビューに続き、今回も普段なかなか話を聞くことができない在学生から、学生生活・授業・アルバイト・就職活動のことなど、皆さんが気になることを聞いてみました♪


今回インタビューに答えてくれるのは、山形県出身・グラフィックデザイン学科4年生のYさんです💁‍♀️✨
早速インタビューしていきましょう!


Q. Yさんが芸工大に決めた理由は?

Yさん:私は趣味でイラストを描くのが好きでした。おばあちゃんの誕生日を祝う絵や、親戚が飼っている柴犬の絵をプレゼントする中で、感謝を込めた贈り物を喜んでもらえたことが嬉しく、創作に興味を持ちました。芸工大に決めたのは、「一からデザインを学べる場所」であるからです。私は普通科の高校で、部活動も弓道部に所属していたため、芸術に関する知識や技術はありませんでした。ただ、「何かをデザイン・クリエイティブする事が好き」という気持ちは人一倍ありました。なので、芸術やデザインの経験がなくても、広く受け入れてくれる芸工大が自分には合っていると思い、芸工大に決めました。


Q. 授業の雰囲気はどのような感じですか?

Yさん:全体的に和やかな雰囲気があります。授業によって異なりますが、特に学科の科目では授業中に制作を行うことが多く、学生同士で意見交換をしたり、先生に質問に行ったりする光景がよく見られます。ときには参考資料を探しに図書館に行くこともあり、積極的に学び合う姿勢が感じられるとても良い環境だと思います。


Q. 今授業で取り組んでいることについて教えてください

Yさん:大学4年の現在、最終必修科目である「卒業制作」に取り組んでいます。これまでの3年間で培ってきたスキルや知識を活かし、ゼミの先生や仲間と協力しながら、自分の興味や表現したいテーマに向き合って、制作に励んでいます。私は「ジャンケン」を題材に、知られざるジャンケンの面白さを発見してもらえるような卒業制作を進めています。2025年2月には、卒業制作展を開催しますので、私たちの集大成をぜひご覧いただきたいです。


Q. アルバイトはできますか?

Yさん:2年生までは、週に2、3回コンビニや居酒屋でアルバイトをしていました。その後は、デザインの業務委託などを行っていました。学年が上がるにつれて必修授業の課題量は増えますが、課外活動の時間は多い訳ではないので、働ける時間はあると思います。実際、周囲の友人や先輩は3、4年になっても普通に働いていました。現在は、SNSなどを通じてデザインやイラストの個人依頼を受け、卒業制作の合間に対応しています。稼働時間は週10時間程度で、制作に行き詰まった際の良い息抜きにもなり、卒業制作にも一層集中できています。


Q. 何で通っていますか?

Yさん:山形県長井市(大学から約40キロ、車で1時間程の場所)出身なので、芸工大近くで一人暮らしをしています。山形市南原町(大学から2~3キロの距離にあるエリア)に住んでおり、歩いて行くには遠いので普段は自転車で通学しています。冬場は、スクールバスを利用しています。南原町にあるツルハドラッグでは、肉や卵が安いのでよく買い物に行っています。


Q. 就職先や就職活動について教えてください

Yさん:都内の株式会社インフォネットから内定をいただきました。仕事内容は、フロントエンドエンジニアです。企業の事業推進部門で、デザイナーが設計したデザインをHTMLなどでブラウザに表示できるようにコーディングを担当する予定です。ゼミでは就職活動に力を入れており、ゼミ生同士で進捗を共有しながら、作戦会議のような形で情報交換をしていました。個人的には、リクナビなどの就活情報サイトを利用して求人情報を収集し、学内のキャリアセンターで相談を受けながら就職活動を進めました。


Q. この仕事を選んだ理由を教えてください

Yさん:さらなるスキルアップができると感じたからです。これまでの4年間でさまざまな経験を積み、特に新しい知識やスキルを身につけることで、自分の可能性が広がっていくのを実感できたことがとても嬉しく感じました。今後進んでいくWeb系の仕事でもさらに成長できると確信し、この道を選ぶことに決めました。卒業制作でも、今後の進路に関連してアプリの形になる予定です。興味はあれど、今まであまり触れてこなかった分野なので、自身の学びになるように今後も積極的に制作に励みたいと思います。


Q. 高校生のうちにしておいた方がいいことは?

Yさん:今後の考え方や心の持ち様として、「心のアンテナを広く持つ」ことを大切にすると良いと思います。普段の生活の中で「こんな音楽が好き」「このデザインは少し苦手」と、いった心に浮かんでくる思いや感想は大事で、自分を形作ってくれるものだと感じます。何かを作る事は、自分の心に立ち返る事だと思っています。今後は周囲をより沢山観察して、それに抱いた思いや感情を一つ一つ大切にしてほしいです。




以上、Yさんへのインタビューでした。いかがだったでしょうか?

芸工大では、Yさんと同じように普通科出身の学生も半分以上います!芸術やデザインについて学んだことがない人でも、その強い熱意があれば入学することができるんですね✨高校生の皆さんは、普段の生活を送る中で何気ないその時その時の気持ちを大切にしながら過ごしてみてくださいね!


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