26.01.28
読みもの
「大学に行きたいけど、学費が不安…」
そんな気持ちをもっている高校生は、決して少なくありません。
実はその不安を支えてくれる制度が「奨学金」です。
東北芸術工科大学でも、多くの学生が奨学金を利用しながら、自分の「好き」や「やりたい」を学んでいます。

奨学金とは、学びたい気持ちを経済的に支えるための制度です。
国や大学、自治体、企業などが用意しており、大学進学や在学中の学費負担を軽くしてくれます。
「お金の理由で進学をあきらめない」ための、大切な選択肢の一つです。
今回は日本で最も利用者の多い日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を例にお話します。

奨学金は、大きく分けて「給付奨学金」と「貸与奨学金」の2種類あります。
① 給付奨学金(返さなくていい)
・ 卒業後に返済の必要がない奨学金
・ 給付奨学金を受けると、入学金・授業料の減免もされます
「進学後の返済が心配…」という人にとって、とても心強い制度です。
家庭の収入状況と学力をもとに給付奨学金の金額、入学金・授業料の減免の金額が決められます。
② 貸与奨学金(卒業後に少しずつ返していく)
貸与奨学金は給付奨学金に比べて対象になる条件(家庭の収入状況と学力)が拡大されていますが、返済の必要があります。
第一種奨学金(無利子)→ 利子がつきませんが、条件はやや厳しめ
第二種奨学金(有利子)→ 利子はつきますが、比較的利用しやすい
在学中は返済が始まらないため、学業に集中できます。
理工系や建築・デザイン分野は、実習や制作、専門設備などで学費がかかりやすい分野です。
そこで私立大学の理工農系学部に進学する学生を対象とした支援制度を設けています。
本学では、以下の学科がこの制度の対象となっています。
プロダクトデザイン学科
建築・環境デザイン学科
これらの学科に進学する場合で対象になれば「給付奨学金」と「授業料・入学金の減免」が受けられます。
「私立で専門分野を学びたいけど、お金が心配…」そんな不安を軽くしてくれる制度です。

奨学金の内容は家庭の収入状況と学力などをもとに決まります。
詳細についてやご自身が対象なのか、どのくらいの支援が受けられるのかは、日本学生支援機構の進学資金シミュレーションにてご確認ください。
日本学生支援機構webサイト:進学資金シミュレーション
東北芸術工科大学では、学生の約5割が奨学金を利用しています。
多くの先輩たちが、奨学金を活用しながら、デザイン・美術・建築・映像など、それぞれの分野で学んでいます。
奨学金は「特別な人だけの制度」ではありません。
高校3年生のうちに「予約」することができます。
進学前に手続きをしておくことで、大学入学後すぐに利用できます。
また、本学では高校で予約を行い給付奨学金の予約採用になった方は前期授業料の納入を入学後に延納できます。
もし予約が出来なかった場合でも、大学入学後に申し込むことも可能です。

・高校の先生(担任や進路指導)
・保護者
・日本学生支援機構(JASSO)
一人で悩まず、早めに相談することが大切です。
奨学金は、「学びたい」という気持ちを応援するための制度です。
東北芸術工科大学では、経済的な不安を理由に夢をあきらめてほしくないと考えています。
少しでも気になったら、ぜひ情報を集めて、自分に合った進学のかたちを見つけてください。