25.10.06
読みもの
芸工大では大学の授業だけでなく、学外での課外活動やプロジェクトにもたくさん取り組んでいます。
今回は、彫刻・キャラクター造形コースに焦点を当て、実践型プログラムをダイジェストでご紹介していきます🚀
毎年秋に行われる『きこりワークショップ』では、大学裏の山で林の整備を体験!木彫専攻の先輩に教わりながらチェーンソーと斧で伐倒するので、自然とチームワークも深まります♪伐った木は、階段や平場などの整備に活かすので、毎年活動の場をより良い環境へと引き継いでいます。
木の生命力を感じながら交代で斧を入れていきます
お昼は山形名物・芋煮!先輩が作って皆をねぎらってくれます
コースの学生と先生、合わせて40名が酒田湾からフェリーに乗り込み、ワクワクしながらいざ上陸!
天気に恵まれた一泊二日の島内自由活動では、海水浴や釣り、自然散策、住民との交流など、島ならではの体験を楽しみながら、学年を超えて交流し仲間と特別な時間を過ごしました💫自然からのインスピレーションはとても重要なので、自由時間にそれぞれスケッチも楽しみました!🎨この経験は、それぞれの制作や表現、そして生き方に、大きな刺激となりました!
船着場横の広場にて集合写真を撮影
山形市平清水で開催された並木市(本学コミュニティデザイン学科の2年生が企画したイベント)にて、学生たちが中心となって親子向けのワークショップを開催!参加者は、いろいろなデザインの外貨を叩いたり、打刻印で模様をつけたりして、子供から大人までみんな夢中になって造形体験を楽しみました♪
子供たちへ鍛金によるアクセサリー制作をレクチャー
かつては高畠石の採掘場だった山形県高畠市の瓜割遺跡で、音楽業界ではコアなイベントとして有名な『GAMPEKI音楽祭』が開催され、コースの学生・教員が参加しました!会場の熱気と音楽に包まれながら、ライブ会場で石を彫るという貴重な体験も!🎶
遊園地内の和風庭園に、2年生の授業で作った石の作品を設置しています。毎年作品を入れ替えながら、50点ほどの作品が来園客を楽しませます✨
みんなで協力して作品を運んで設置作業をします
寒河江市の市制70周年記念のアートプロジェクトに学生有志12名がチームで参加!周辺のダムから採取した流木をアップサイクルして大きなドーム作品を制作し、世代を問わず楽しめる作品として約1ヶ月間駅前に設置され、多くの方に親しまれました!
作品内部の構造はしっかりしていて、3DCADを使って設計
「きのこ王国」と呼ばれる山形県鮭川村の観光PRのために、7mの巨大ジオラマを設置。総勢20名の学生たちがアイデアを出し合い、半年かけて制作した力作です!リアルな造形が大きな話題を呼んで、観光スポットとして注目を集めています👀
立体物を試行錯誤しながら制作!背景画は洋画コースが担当しました
本物そっくり!きのこ以外の落ち葉も樹木も全て作り物です
かつて地元の方々に親しまれた湯田川の樹木園を整備し、子どもたちが遊べる彫刻の森として再びよみがえらせるために、木彫によるメインモニュメントを制作し設置しました!期間中には一泊二日の滞在型公開制作も行い、現地の方々とも交流を深めました🤝
現地テーマに沿って、開運(鈴や翼を持つ猫)や自然の豊かさ(昆虫や動植物など)が作品モチーフに
以上、彫刻・キャラクター造形コースの実践型プログラムをダイジェストでご紹介しました!
芸工大での学びは、教室だけにとどまりません。学外での挑戦や仲間とのさまざまなプロジェクトを通じて、想像力が形になる瞬間がたくさんあります。
彫刻・キャラクター造形コースについて、もっと詳しく知りたい!という方は、下記の動画も合わせてご覧ください!
彫刻・キャラクター造形コース
彫刻・キャラクター造形コース|Instagram
彫刻・キャラクター造形コース|紹介動画