design:鈴木敏志(JEYONE)

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上からナガバサヨ、望月梨絵(右下)、木村良(Picnica)。

『in and out/見え隠れして』 望月梨絵 Rie Mochizuki

『in and out/見え隠れして』 望月梨絵 Rie Mochizuki
2008年|紙にアクリル、色鉛筆、紅茶、他|撮影:JEYONE

『芋蔓式』 ナガバサヨ Sayo Nagaba

『芋蔓式』 ナガバサヨ Sayo Nagaba
2006-2007年|紙にアクリル|撮影:JEYONE

会場へのアクセス|re:bridge edit(リブリッジ・エディット)

Access
○Picnica(ピクニカ)+ Enoma(エノマ)
仙台市青葉区一番町1-5-31 月-金12:00-21:00 土・日・祝12:00-19:00
会期中無休 TEL 022-721-2181 www.picnica.net

○re:bridge edit(リブリッジ・エディット)
仙台市青葉区春日町5-27 11:30-19:30
会期中無休 TEL 022-765-3950 www.re-bridge.or.jp

I’m here. 2008

アートプロジェクト『I'm here.』は、東北芸術工科大学を卒業し、将来の活躍が期待される若手アーティストを紹介する展覧会シリーズとして、2005年から毎年開催しています。4回目となる本展では、夏は仙台、秋は山形、冬は東京と、3つの街のギャラリーで、それぞれに2〜3作家の作品を取り上げます。
仙台展は『ピクニクス・ドローイング』と題し、新しいカルチャーの発信地として注目される杜の都・仙台を舞台に、2人の女性アーティストによる即興的なドローイングが3つのギャラリーとカフェをつなぎます。
山形展『絶/景』では、限界集落化している最上郡の中山間地域でフィールドワークをおこなうグループ「実験跡地」が、古い荷蔵をリノベーションしたギャラリーや、卒業生デザイナーが新たに立ち上げたオルタナティブスペースで活動報告をおこないます。
そしてシリーズ最後となる東京展『森の発生/森の腐敗』では、山形で習得した日本画や漆芸の高い技術を駆使して、文明批評的な眼差しで人間と自然との関係をテーマに制作する3人のアーティストを紹介していきます。「東北」に出会った若いクリエイターたちが、その地域固有の精神風土や、周辺の自然環境からの影響をどのように作品に内在化させていったのか? 都市中心に展開するアートシーンとは異なるルーツを持つ彼らの実験的作品にご期待ください。


I’m here. vol.1|仙台展 [ピクニクス・ドローイング]

望月梨絵+ナガバサヨ

  • 会期=2008年7月21日[月]−8月3日[日]
  • 会場=Picnica+Enoma/re:bridge edit
  • 主催=東北芸術工科大学(卒業生支援センター)
  • 協賛=東北芸術工科大学校友会/卒業生後援会
  • 企画=美術館大学構想室
  • キュレーター=宮本武典[美術館大学構想室主任学芸員]

●Site(g*g vol.6 summerより転載)

  • 「美術カフェ「Picnica」でお会いしましょう。」
    仙台市一番町にあるお洒落な美術カフェ『Picnica』は、在仙アーティストたちのたまり場的存在。オーナーの木村良さんは、自らも絵筆をとる芸工大の卒業生で、カフェでの展示会だけでなく、一番町界隈でアート関係のイベントを精力的に開催するマルチな仕掛人。さらに今年6月には、カフェの2階に新たなアートスペース『Enoma』をオープンさせ、仙台をアートで面白くするための舞台を着々とひろげている。
    そして、芸工大でアートを学んだ才能あふれるアーティストを発掘し、紹介し続けているアートショー「I'm here.」。2008年度は、仙台→山形→東京と3つの街で開催しますが、そのオープニングを飾る仙台展は、この『Picnica』をはじめとする、芸工OBが運営するギャラリーとのコラボレート。テーマはズバリ「夏のアートなピクニック」。アートを介しての「場づくり」の達人と、若い2人の女性アーティストが描き出す、街とアートの幸福なマリアージュは必見です。

●Artist

  • ナガバサヨ|Sayo Nagaba
  • 1982年福島県出身。東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。2007年第28回グラフィックアート『ひとつぼ展』(ガーディアンガーデン、東京)等に出品。
  •  
  • 望月梨絵|Rie Mochizuki
  • 1985年静岡県出身。東北芸術工科大学情報デザイン学科グラフィックデザインコース卒業。同大学院ビジュアルコミュニケーションデザイン専攻在籍。東北芸術工科大学卒展プライズ2007受賞。『Myth in us |私たちの神話展』(TOTAL MUSEUM、ソウル/東北芸術工科大学ギャラリー、山形)に参加。

●Events

  • ○アーティストトーク
  • ゲスト=中山ダイスケ[アーティスト/東北芸術工科大学教授]
  • 日時=7月26日[土] 15:00−17:30
  • 会場=re:bridge edit
  •  
  • ○レセプション
  • 日時=7月26日[土] 18:00−21:00
  • 会場&コーディネート=Picnica

●Next Exhibition

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