優勝(文部科学大臣賞)・市民賞・高校生賞・ニコニコ生放送視聴者賞

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『はーとふる通帳』

九州産業大学付属九州高等学校(福岡県)
平松伽羅(3年)/柴田智帆(3年)/高本真裕(3年) 占部政則 教諭

指でめくって、ハートで感じる次世代の通帳

私たちの生活はお金と密接に関わっています。そのお金を管理する通帳は数字の羅列によって表されています。しかしその奥には多くのドラマや感情、思い出が詰まっているのです。私たちはそんな通帳をもっと温かく、人間味溢れるものにしたいと思い、この「はーとふる通帳」を提案します。「はーとふる通帳」であなたの人生を豊かにし、さらに新しい輪を広げませんか?さあ、今こそ通帳も新しいステージへ!

はーとふる通帳

はーとふる通帳

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

平松伽羅(3年)

優勝を含め四冠を頂けたことをとても嬉しく思います。共に支え合ったメンバー、ご指導くださった占部先生、そして学生チームサポートの方がいたからこそ、デザセンという最高の大舞台で最高の賞がとれたのだと思っています。本当に感謝でいっぱいです。決勝大会までの準備期間、意見を出し議論し、作業していく中で私自身たくさんのことを学びました。全てが良い経験であり大切な思い出です。この大会に出場できて本当に良かったです。

柴田智帆(3年)

私はプレゼンのシナリオ原稿とパワーポイントを担当しましたが、その中で「どうしたら相手に企画の良さが伝わるのか?」を学ぶことができました。私たちの思いがつまったシナリオ原稿と審査員に見てもらうための見本サンプルが完成したのが決勝大会の本番2日前で、とても不安でしたが、当日は楽しんでプレゼンすることができました。そして優勝まで頂きとても嬉しいです。
私たちのプレゼンを観て「この通帳が欲しい」と言ってくださった方々、ありがとうございました。その方々の為にもこの決勝大会の発表だけで終わるのではなく、次のアクションに繋げていきたいです。

高本真裕(3年)

二次審査を通過し、決勝大会に出場するという知らせを受けたのが9月中旬。最初は提案内容をもう一度見つめ直すところから始まりました。「通帳って何だろう?」チーム全員でたくさん考え、夜遅くまで作業をしました。プレゼン当日はとても緊張しましたが、4つも賞をいただき本当に嬉しかったです。頼もしいメンバーや占部先生、大学のチームサポーターの皆さん、応援してくれた友達や家族の支えがあっての受賞だと思います。本当に感謝しています。ありがとうございました。

占部政則 教諭

本校のデザセン決勝大会への出場は今回で通算7回目になります。そしてこの度は、3回目の「優勝」並びに「市民賞」「高校生賞」「ニコ生視聴者賞」の4冠受賞となり、私たち一同喜んでいます。ありがとうございました。また今回の出場チーム3人のそれぞれの能力と頑張りには、教師として目を見張るものがありました。本当にお疲れさま。そしておめでとう。
7回の決勝出場で3度の優勝の裏には、賞をもらえなかったチームもあります。今回、出場チームを指導している間、過去にデザセン決勝大会に引率した生徒たちの一生懸命頑張ってきたが故にがっかりした表情を何度も思い出しました。そうした姿を見るたびに辛い思いをしましたが、一方でその経験が今回の結果につながっていると思います。私にとっても過去を振り返る良い機会となりました。
長い間デザセンに取り組んでいる学校にも、デザセン指導の歴史と伝統が生まれています。この素敵な大会がいつまでも続くことを願っています。

チームワーク審査員からのメッセージ

九州高等学校の生徒さんや先生と関わったのは決勝大会に出場するために来ていただいた3日間だけでしたが、その短時間の中であっても、皆さんが一丸となっている様子が感じられ、デザセンに向けてこの1ヶ月の間にたくさん協力しあって頑張ってきたのかが伝わってきました。一人一人が上を目指す思いが強かったからこそ得られた優勝という結果だと思います。私自身、皆さんからたくさんの刺激を受け、日々の何に対しても頑張ろうという思いが強くなりました。今回のデザセンの経験を生かしこれからも頑張って欲しいと思っています。皆さんのこれからのご活躍を応援しています。
グラフィックデザイン学科 2年 中村綾恵