入賞

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『ゴミの分別ゲーム』

鶴岡工業高等学校(山形県)
奥山紗奈(1年)/輿石麻衣(1年)/菅原洸多さん(1年) 佐藤紀子 教諭

変えるのはゴミへの考えと人の心

ごみの分別はめんどくさいもの。最近では分別の種類も増えてわかりにくくなっています。「ゴミの分別ゲーム」は、様々な年代の方がコミュニケーションをとりながら楽しくゴミ分別を学べるゲームです。このゲームを通して、分別の仕方がわかる、ごみを適当に捨てなくなる、そしてコミュニケーションを自然にとることができる…。人と自然に思いやりをもてる人が増えるはずです。

ゴミの分別ゲーム

ゴミの分別ゲーム

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

奥山紗奈(1年)

本番2日前の時点でもまだプレゼンテーションのシナリオや映像が出来上がっていない状態だった私達は、シナリオの大幅変更や、身振り手振りを入れる提案で、常に不安な気持ちになり、夜も眠れないほどでした。しかしサポートの学生の方々や先生方から応援していただき、3人それぞれが自分の限界を超えたプレゼンができたと思います。今回学んだことは、これからの学校生活でも活かして行きたいです。

輿石麻衣(1年)

デザセンに出場できると決まった時、すごく嬉しかったです。でも準備が始まると不安の気持ちが大きくなり途中から逃げ出したくなりました。その時、部員が明るく楽しくふるまってくれたおかげで頑張ろうと思えました。シナリオは本番前日にやっと完成。本当に発表することができるのか心配になりましたが、楽しく発表することができて良かったです。部活内でも絆ができたので嬉しかったです。デザセンを通して、あまり考えることのなかったゴミについてもたくさん知ることができましたし、自分で物事を考え、他の人に伝えられるようになりました。

菅原洸多さん(1年)

デザセンの決勝大会に出場が決まった時はすごく嫌でした。人前に出て話すことが苦手だったため、まずは適当にやりすごそうと思っていました。しかし発表会場に到着し学生サポートスタッフの皆さんに「プレゼンテーションでは身振り手振りをつけたほうが良い」と言われ、ここまで来てやらないのも失礼だと思い覚悟を決めて頑張りました。本番中は緊張して足がガクガクし早くステージから降りたいと思いましたが、本番が終わってみるとすごく達成感があふれ、やって良かったと思えました。貴重な体験ができて本当によかったです!!デザセンに出場してとてもポジティブになりました!

佐藤紀子 教諭

生徒達が所属するスペースクリエイタクラブは、今年度をもって統合されクラブ名は無くなりますが、活動内容であるものづくりをしてみたいというメンバー達に、ものづくりの力になるからと取り組んだのがデザセンでした。決勝大会進出は夢かまぼろしかという間にやってきてシナリオが発表時の形になったのは決勝大会前日の午前中。決勝大会の準備で帰宅時間が遅くなった日々や、その時間を費やして準備してきたことがプレゼンテーションのシナリオに反映されていないパニックなど、思い出したくないほどの迷宮に迷い込んでいた私たちを救ってくれたのは、学生サポートスタッフの阿部さん、小澤さんのお二人でした。また多くの方に協力と応援をいただいたことに大変感謝しています。生徒たちの秘めたる力の大きさ、プレゼンの難しさ、デザイン思考の必要性を更に実感できました。大会運営スタッフの皆様、関係者皆様本当にありがとうございました。