入賞

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『昆Chu♡』

青森工業高等学校(青森県)
福士天音さん(3年)/高井竜史さん(3年)/吉田 陽さん(3年) 奥谷 等 教諭

来るべく未来、昆虫は人類を救う!

世界には十分な食料がない!日本にいるとあまり実感が持てませんが世界では刻々と飢餓が進んでいます。世界人口は30年後には90億人を超えるといわれています。迫る食糧難に向けての解決策が「昆虫食」!しかし、日本人は飽食に慣れ、日本にも昆虫食文化があることも忘れかけています。昆虫への食偏見をなくすことによって食糧難を救います。

昆Chu♡

昆Chu♡

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

青森工業高等学校

1、自分たちがデザインの対象に挙げたテーマについて、デザセンでの取り組み前後で、考えや行動が変化したことはありますか?


私もそうでしたが、この二人(高井さん、吉田さん)も虫への偏見がすごくて、触れないし、虫を見たら払ったりしていました。でも今回の取り組みを通して虫の良さや可能性に気付き、偏見がなくなっていきました。(福士)

2、デザセンの参加を通して「デザインすること」について自分たちの考えや行動が変化したことを教えてください。


デザインという意識では始めは取り組んでいませんでしたが、決勝大会に行くことになってびっくりしながら必死で作業を続けていくうちに耐性がつき、自分たちのテーマからブレないように作業を続けていく中で、人にどうやったら提案内容を魅力的に伝えられるかを幅広く学びました。(福士・高井)

僕は虫が本当に嫌いで、二人(福士さん、高井さん)がパソコンで虫を調べている時も絶対見ないようにしていました。でもバッタを食べる動画を無理やり見せられていくうちに、自分でもだんだん見られるようになっていきました(吉田)

チームワーク審査員からのメッセージ

“虫”というインパクトの強いテーマと“社会課題“を掛け合わせた青森工業のアイデアは、ユーモアが溢れていてとても面白かったです!身震いするほど嫌いだった虫に体当たりし、最終的には食べられるようにまでなった彼らのバイタリティ。そのプレゼンを聞いた会場の観客からは笑顔がこぼれていました。他のコンペティションや就職活動とデザセンの制作期間が同時期だったようですが、決勝大会前日でもさほど緊張していない様子でしたね。3人の仲の良さは見ていてほっこりするほどで(笑)、役割分担もできていたので、この1カ月と決勝大会の3日間を、大変だったとは思いますが楽しく乗り越えられたのではないかと思います。デザセンで深めた絆を大事に、これからの活動に期待しています!
コミュニティデザイン学科2年 照井麻美