PRIZE|入賞

  • 一覧へ戻る
  • 前のページヘ

『シャッターチャンス』

有田工業高等学校(佐賀県)
古川柊太(3年)/梶原颯子(3年)/太田実玖(3年) 指導教員:森永昌樹 教諭

シャッター商店街× 若者起業家 = 新しい街づくり

昔は、多くの人で賑わいコミュニケーションの場となっていた商店街。現在、大型スーパーマーケットの建設や後継者不足によりシャッター商店街が増加しています。特に今問題視されているのが、若者起業家の減少です。不景気な時代に育った私たち若者は、起業という大きなチャレンジに消極的になりがちです。若者が起業しやすくなるよう、必要なお金や契約、経営面などをアドバイスするサポート部、起業者と店舗をつなぐマッチング部、SNS でお店&商店街の宣伝を行なう宣伝部、全国の商店街と起業家のデータを収集・管理し各部へ提供する統計部、統計部の情報から商品開発のアドバイスなどを行なうイベント部からなるサポート事務局を開設し、大きなリスクを背負わなくても、まずは「やってみたい」という些細な気持ちからスタートできるサポートを行います。そしてこのビジネスモデルを通して、様々な世代のコミュニケーションの場を創出していきます。

シャッターチャンス

シャッター商店街× 若者起業家 = 新しい街づくり

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

渡邉紀子 Noriko Watanabe

古川柊太 Shuta Furukawa

全国レベルの大きな賞をとったことがなかったし、プレゼンなどの人前で発表することが苦手だったので、自信がありませんでした。ですが、メンバーの2人が支えてくれたので作業も順調に進み、本番をむかえることができました。本番では、セリフが1回飛んでしまったのが残念でした。上位入賞は逃しましたが、自分はデザセンを通していろいろな経験をして少し成長できたと思いました。

川口智矢 Tomoya Kawaguchi

梶原颯子 Satsuko Kajiwara

中学3年の時にデザセンを見て、ずっと「デザセン決勝に出場したい!」と思っていました。出たいと思ってはいたものの、よく考えると何もできない私。準備中は「あまり話したことのない2人とのチームで大変だ」と思っていましたが、この3人だったから浮かんだアイデア、多くの学びがありました。多くの人にプレゼンを見ていただき、審査員の方々に意見をいただけたことも貴重な体験となりました。

梶原みな美 Minami Kajihara

太田実玖 Miku Ota

決勝進出を聞いた時は、あまりの衝撃でぽかんとしました。でも本番が近づくにつれて、嬉しさの反面不安もありましたが、当日はあまり緊張せずにスムーズなプレゼンができたと思います。決勝に行けたのは、メンバーの2人と担当の先生のサポートがあったからこそ。また、山形では学生スタッフの方にもお世話になりました。結果は少し残念でしたが、たくさんのことが学べた大会でした。

菅沼雄介 教諭 Yusuke Suganuma

森永昌樹 教諭 Masaki Morinaga

本校はデザセン常連校と言われ、生徒たちは大きなプレッシャーのもと、不安を抱えながら決勝大会に挑みました。本校伝統?の出席番号順でチームを割り振った今回の3人組は、3年間同じクラスでありながら殆ど会話のないメンバーでした。決勝大会出場決定後、事務局からの指示に導かれながら準備を進めていく中で、各々が殻を破り成長していく様子が窺えました。大会の結果を各々で受けとめ、今後にどう活かすかが3人の新たな課題なのだと思います。特に学生サポーターの2人には感謝しております。学校でも縦社会のつながりが弱くなっている昨今、世代の近いサポーターから、心を揺るがしたり、安心感を与える緩急の効いたアドバイスをいただき、貴重な体験をさせていただきました。個人的には、他校の先生方とも意見交換ができたことが何よりの収穫でした。今、何が求められているのかを考えること。また、その伝え方を学べるこの大会の趣旨を改めて教えられた4日間でした。ありがとうございました。