優勝

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『男女 CHANGE DAY』

明知(ミョンジ)高等学校(韓国|ソウル市)
イム・ヨンウ(2年)/ゾ・ミンソ(2年)/パク・スヨン(2年) 指導教員:イ・ソジョン 教諭

お互いを理解する男女チェンジデー

韓国では、デートで食事をしたら女子はおごってもらうのがあたりまえと思うことが多く、割り勘でけんかになることもしばしば。「女子も軍隊に行くべきだ」とか、「男子なら荷物くらい持ってよね」とか、服装のことでも文句を言い合ったりします。そんな時、「易地思之(相手の立場になって考える)」という四字成語を思い浮かべました。男女の立場を逆転させて、相手の立場になって考えてみてはどうでしょう。エイプリルフールやバレンタインデーのように、『男女CHANGE DAY』を決めて、男子と女子が入れ替わって生活してみる。男子は家事全般や妊婦体験、女子は兵役体験や食事をおごったり荷物を持ってあげたり。街頭調査でも、多くの人がやってみたいと答えてくれました。フラッシュモブ(SNSなどにより集まった人で突発的なイベント)を仕掛けて、もっと多くの人に参加してもらえれば、男女の問題を楽しみながら解決でき、けんかも男女差別もなくなるでしょう。

『男女 CHANGE DAY』

お互いを理解する男女チェンジデー

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

イム・ヨンウ Lim Yong-Woo

イム・ヨンウ Lim Yong-Woo

大人が高校生のアイデアに耳を傾けるというところがよかったです。そしてそのアイデアを聞くだけでなく、実現の方向性を提示してくれることに感動しました。大会の期間中、チームワークの重要性を学ぶことができました。特にいちばん意味があったのは、言葉や文化が違ってもそれに関係なく、みんなと親しくなれたことです。この大会を通じて自分自身も成長することができて嬉しく思っています。

ゾ・ミンソ Zo Min-Seo

ゾ・ミンソ Zo Min-Seo

自分たちのアイデアを通じて、社会の発展に役立てるという点が嬉しいです。また、プレゼンテーションの準備を通じて、ほかの人に対する配慮と、共に協力していくことを学べました。サポートスタッフのみなさんや先生、事務局の方々のおかげで無事に大会を終わらせることができて、本当に感謝しています。高校時代に、このような意義深い大会に参加することができて、とてもよかったです。

パク・スヨン Park Soo-Young

パク・スヨン Park Soo-Young

思ったより大会の規模が大きくて最初は慌てましたが、韓国代表として参加するという大きな責任を感じました。決勝大会では最高のプレゼンテーションを見せることができるように、実際の会場と同規模の講義室で練習したおかげで、本番では緊張しないで発表することができました。大会の準備ではたくさんの困難がありましたが、自分の限界を乗り越えられた価値のある時間でした。

小材佳子 教諭 Yoshiko Kozai

イ・ソジョン 教諭 Lee So-Jung

これまでアイデアをデザインするという機会がなかったので、とても新しい経験をすることができました。日常の中で見逃しやすいことを、高校生の視点で見て、社会の発展とつなげて考えることに大きな意義があるのだと思います。プレゼンテーションを準備する過程を通じて、協力と配慮の姿勢を学ぶことができ、大勢の人たちの前で自分の意見を伝えることの難しさを学ぶ貴重な時間になりました。また、多くの人たちが協力しながら大会が運営されるところを見て、大きな感動を受けました。