大学院Graduate School

斎藤志公|泥に入水する
岩手県出身
深井聡一郎ゼミ
写真、映像

陶芸によって作品化される壺と私が宿っている身体を重ね合わせ、「私」とその周辺を模索するこ とを手法として取る。身体を器と重ね合わせ、器を作る際のイメージする過程を、私の体を使って行った。
ボディビルダーが想像上の肉体美を具現化していくように、壺、器を想像し、それを体に纏う。
本来 ある身体のビジュアルイメージを消していくことで、個としての「私」 の形態を解放し、工芸、美術 のなどを人の手による行為の痕跡の残し方を模索する。