美術科 工芸コースDepartment of Fine Arts Crafts

伊藤嘉矩|Reincarnation
山形県出身 
深井聡一郎ゼミ
270×350×1700 陶土、釉薬、ステンレス、アルミ

「素材は変化しながら世界を循環する」陶芸の技術も同じだと考える。この作品は展示する事で空間を装飾し螺旋は変化、輪は循環を表している。大陸から伝わった釉薬は長い時間をかけ日本の陶工たちの手によって進化してきた。作品に使われている色は陶芸の世界で古くから用いられてきた発色剤(鉄・銅・藁の灰・コバルトなど)を軸として12種類に設定した。