自らの手を絵具で汚しながら、全身全霊で画面と向き合う
絵画がもつ豊かな彩りとインパクトは、画面に塗り込まれた作者の想いとともに、見るものに感動を与えます。今の時代ほど自らの手を汚しながら人間回帰を目指す場が重要とされる時代はありません。時代を真撃に受け止め、それぞれが掴んだ真実のかけらを画面に表現していく。一心に作品と向き合う行為は、自分自身を見つめ続ける行為とも言えるでしょう。そんな洋画の魅力を確かなものにするため、古典技法、素材・技法研究などにも取り組むことで、幅広い造形力と伸びやかな感性を育んでいます。
卒展のテーマ:「作品と向き合うこと。自分と向き合うこと。そこから見えたもの。」/平面や油彩に留まらず、立体や版画、写真、インスタレーション、古典技法など、多岐にわたる表現方法を駆使して制作をしている私たちは、幹から伸びる枝のように、互いを認め合い、時にぶつかり合いながら感性と表現力を磨いています。
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