企画構想学科Department of Project Design

[優秀賞]
米村詩枝菜|ベリーサンドプロジェクト
宮城県出身
片岡英彦ゼミ

“いちいちご“の生産から販売を行う(株)一苺一笑とともに「ころっとベリーサンド」というクッキーサンドの商品開発を行った。感染症拡大による観光農園の訪問者数減少と、規格外いちごのロスを解決するため、同世代(18歳〜25歳)のスイーツ女子をターゲットとした、フォトジェニックで食べ歩きや持ち帰りができるスイーツを開発。農園の売上向上、訪問者数増加に貢献した。


片岡英彦 教授 評
震災から10年。コロナ禍の流通分断により再被害に悩む地元農園。「企画のチカラ」でバックアップ。食品ロス削減にも貢献。
仙台の(株)一苺一笑が運営する観光農園の集客は前年度比4割に減少。震災とコロナ禍による再被害で大量のいちごのロスも発生していた。この悪循環を断ち切ろうと、同世代の女性をターゲットに、“キュート“で華のある「クッキーサンド」の開発を提案。新たな需要創出と “6次産業化”を目指した。
地元産の美味しいいちごをふんだんに使ったクッキーサンドは、ただ美味しいだけではなかった。
“フォトジェニック“だった!
食べ歩きや持ち帰りもできる新しい“スイーツ“として地元メディアに多く露出。先行販売を通じて”クチコミ“が一気に広がった。企画からパッケージデザイン、販売チャネル、メディア露出と一気通貫の企画構想学科の学生らしい正攻法により
 “訳ありいちご“は”可愛く“大変身を遂げた。
卒業後も本商品は農園やネットで販売され続ける。