建築・環境デザイン学科Department of Architecture and Environmental Design

小野晃未|時に住まう ~まちの余白へ向けた木のバトンの可能性~
宮城県出身
竹内昌義ゼミ  

空間の対義語である時間に着目した。時間軸のモノに木を用いて、人が減少する未来へ時をかけた人の繋がり方を提案する。大学近くの川沿いの敷地に、単身者向けの共同住宅を設計した。学生が卒業・退去時にこれまでの暮らしを振り返り、植樹する。約20年後にUターンしてその敷地へ帰ってきた際、その成長した木に佇む人との繋がりを目指す。現在と未来の模型より、木の成長に伴う形や居場所の変遷を表している。