私は2年の時洋画への転部を考えていました。学科の先生に相談を全くせずいきなり転部届けを見せに行ったので上條先生にひどく怒られました。後期の演習に全く出ずに下手な油絵を家で描く日々は自分自身不安で、絵を描く事が苦痛に感じました。転部して何が変わるのか自分でも分からなくなっていたあの時に怒られた事はとても嬉しかったです。先生に頂いた心に残る大切な言葉は、私が物を考える上で必要不可欠なものとなり、その後少しずつ変わっていった気がします。坂東先生の「行き詰まったらいつもと違った方法でやりなさい」という言葉は日頃から意識しています。制作をする上でとても面白い考えだと思いました。