入賞提案

入賞
『Study Festival』隼人工業高等学校(鹿児島県)

コンセプト

「勉強が楽しくない」なんて、もう言わせない。

日本の子供の学力が低下していると言われています。それは授業が楽しくない、勉強がつまらないと感じている学生が多いからです。本来学ぶことは楽しいことのはずです。そこで、先生に頼らず、授業で習う内容を、生徒同士で楽しく、分かりやすく説明することを競う「スタディフェスティバル」を提案します。得意科目が同じ生徒3人で1チームとなり、複数のチームが同じテーマについての発表を行います。審査員はその科目が苦手な生徒が務めます。分かりやすく、面白かったチームの勝ちです。発表するチームは、理解してもらうための工夫・努力をしなければなりません。スタディフェスティバルで、もう一度学ぶことの楽しさや嬉しさや喜びを再発見しましょう。

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受賞者の声

若松夏紀(3年)

若松夏紀(3年)

初めて応募した私たちの作品が選ばれるとは思ってもみなかったので、本当にびっくりして、正直焦りました。本番に向け準備していく中でチーム内でのトラブル等が発生し、諦めようかと何度も思いました。しかし、一世一代の大チャンスを無駄にしてはいけないと思い、一生懸命頑張りました。本番では自分たちの納得できる発表ができました。成功させることができたのも、先生や大学の皆さんの支えがあったからです。本当にありがとうございました。

植木愛(3年)

植木愛(3年)

私はこの大会を通してたくさんのことを学びました。決勝大会までは緊張と不安が大きかったのですが、スタッフの皆さんがとても親切だったので、本番に向け集中して取り組むことができました。高校生活の中でこんなに大きな大会は今回が初めてだったのでとても大変でしたが、良い思い出になりました。立食パーティでは、たくさんの方や他の学校の人と話をすることができて楽しかったです。ありがとうございました。

藏元耀史衣(3年)

藏元耀史衣(3年)

今回、私は山形に行けないメンバーの代役として加わりました。メンバーは仲良し組だったのでとけ込みやすく、頑張ろうと思いました。でも現実は甘くなく…壁に何度も当たりながら何とか戦いに行ける準備が整い、山形へ。緊張の連続でしたが、本番ではチームサポートの方やスタッフの皆さんの支えがあり、精一杯の発表ができました。この大会に出場し、色々な体験ができました。このことは一生心に残るものだと思います。

指導教員:藤山陽一郎 教諭

指導教員:藤山陽一郎 教諭

初めてのチャレンジで決勝大会進出となり、生徒ともども試行錯誤での大会出場となりました。パネルのコンセプトには自信があったものの、最後まで決勝大会に向けて具体的に何をどうしていけばいいのか見当もつかない状況に終始し、多少の悔いが残りました。決勝大会に出場しての感想は、この大会は高校側のサポートを含めた総合力の問題だということでした。指導側の能力はもちろん、生徒の意識の高さや学校側のサポートの問題など、出場側に大変高いハードルを越えることが要求されます。驚いたのは運営側スタッフのモチベーションの高さでした。数々のコンペに参加してきましたが、ここまで高い意識を持って運営されている高校生の大会は、他に見当たりません。大学側の大会に対する情熱が肌で感じられたのは大きな収穫でした。良質な大会に参加することで生徒達の意識は大きく変わります。この大会が20回、30回と続くよう願っております。ありがとうございました。