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死神

氏家正貴 Masaki Ujiie
映像計画コース

宮島達男 評…庄内映画村で撮っただけあると思います。おくりびと効果? とても素晴らしく、完成度の高い映像です。本人が言ったように、想像力の邪魔をさせません。なぜなら、顔が半分切れていたり透明になっていたりするため、出演者のキャラクターを特定しない手法になっているからですね。映像をここまできちんと見せられるのは、物語性があるからでしょう。そこに世界観が広がるため、面白いと思います。無理をして自分で物語を演出して作らなくても、このようなことが可能であることを改めて感じさせてくれる作品でした。

小山薫堂 評…とても羨ましいと思いました。23年前に自分が制作した卒業制作は、とても稚拙でした。現在使われている機材とはまったく違っていて、編集も簡単にできませんでした。パソコンで簡単に編集でき、安い機材でも撮れるというこの時代に生まれたことが羨ましいですね。

(2008年度 卒展プライズ受賞作品)

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