大学院Graduate School

木村晃子|ツバメを追って〜Following the Swallows〜
福島県出身
深井聡一郎ゼミ
映像インスタレーション

渡り鳥ツバメの移動を起点に、可変的な故郷のかたちを見つめる。移動とは、場所を離れることではなく、記憶や体験を携えながら拠点を結び直す行為でもある。人が内的な故郷を育むように、燕もまた移動先で巣を作る。ベトナム・ニャチャンにおける〈食用燕の巣〉産業の調査を通して、燕の子育てという命の営みが生命力を支える資源として受け取られていく関係に目を向ける。遠く離れた地で故郷を持ち運び働く人々の姿と、燕の移動と営巣が重なっていく。