プロダクトデザイン学科Department of Product Design

遠藤千里|写し出すもの
宮城県出身
渡邉吉太ゼミ

空間は、人の営みによって日々変化し、それがやがてその空間の痕跡となって表れる。だが、人の営みが失われた空間は、時が止まったように冷たい空気に包まれる。本作では、誰も住まなくなった家に残る記憶の気配を辿り、その空間に宿る光の移ろいを観察する中で感じた微細な変化を写し取った。そして、今このときにしか見ることができない景色を抽象的に写し出し、再び温もりのある空間へ導くことを目的とした。