美術科 日本画コースDepartment of Fine Arts Japanese Painting

佐藤大斗|成長という病について
福島県出身
末永敏明ゼミ
1720×2900×3

人の成長は、可能性や自己実現と結びつけて語られる。
しかし振り返れば、制約と限界に向き合い、不確実な中で一つを選ぶたびに、望んだ多くを手放してきたと気づく。成果の裏には、切り捨てられた願望が横たわる。
その性質を私は「病」と呼ぶ。生き物が改良によって病を宿命づけられたように、人の成長も社会に改良された結果ではないか。美しさのために散りゆく命を通し、それを嘆く。