審査員コメント(特別賞)

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特別賞|グッドプロセス賞 Special Prize for Good Process
『ネットを舞台に〜山形弁の魅力に触れよう〜』

山形県立東桜学館中学校
近藤和華さん(1年)/梅津楓羽さん(1年)/小室うららさん(1年)

地域の言葉の魅力を次代につなげるためのあたたかみ溢れる提案です。伝える力をさらに強めるために、①動画に字幕を入れたり、②言葉の由来、解説などを楽しくわかりやすく伝える場面を含める、等の工夫もあると更によさそうです。また、例えばこれらのコンテンツを教材とした授業やイベント等の活動により、さらに効果的な提案に昇華する可能性を秘めていると感じます。 (柚木泰彦)

外国語をマスターすることと同じように、一歩一歩努力を積み重ねて山形弁を聞き取れて話せるようになることが人生を豊かにしてくれると山形県民が思うような社会を目指し、ぜひ試行錯誤を今後も重ねていってほしいと思います。放置すれば無くなってしまう方言に対して、楽しみながら広めていく社会実験を行うことは大変に意味深い取り組みであり、皆さんが文化運動の仕掛け人となることを大いに期待しています。(三橋幸次)

人々の大切な情報伝達の手段であった、その地方の言葉はその土地の歴史であり、宝です。中学生の皆さんがそのことを認識して伝えて行くことを試みていることはとてもすばらしいことと思います。決勝大会での発表では会場の人たちへ自分達の疑問を投げかけ、考えてもらう手法も良いと思いました。中学生ならではの発想で山形弁の魅力を伝えていく今後の活動に期待します。 (早野由美恵)

試行力が優れた提案でした。方言の魅力を伝える動画を実際に作成した点が良かったです。方言のあたたかみがよく伝わってきました。今回はメンバー3人の出身地域の村山弁に絞っていましたが、県内の他地域の方言についても広げていくとより山形弁の魅力が深掘りされるかもしれません。(吉田卓哉)

山形らしさは色々ありますが、人の中にもあるという発見が良かった。WEB全盛のグローバル社会では皆が同じ情報を持ち、言葉などは標準化されやすいように思います。そんな中、方言でしか表現できないニュアンスがあるということはとても貴重なことです。地域性(地域らしさ)を保つ大事な要素でしょう。世界は多様であることに価値があり、それが未来のあらゆる可能性を拡げます。WEBは標準化の力が働く反面、情報を拡げたり蓄積したりすることにも長けています。グローバルな力でローカルを守る。今の時代の大事なテーマだと思います。(渡部桂)

プレゼンテーションも上手で、企画自体もよくまとまっていました。自分たちで演じた方言の劇もよかったです。実際に自分たちで演じてみることで、方言を話す難しさや楽しさも知れたのではないでしょうか。方言は独特のイントネーションも魅力のひとつです。文字として見る方言だけではなく、音として聞く方言や声に出す方言に親しむためのアイデアがあると、もっともっと充実した内容になりそうですね!(土澤潮)

生まれ故郷の方言が少しづつ忘れ去られていく現状をどうにかしたい気持ちが伝わる企画だと思いました。活動内容を地元にターゲットを定めるのか、県外や海外に定めるのかでも地域貢献の度合いが変わるでしょうし、活動のアピール方法も多様化すると思います。動画では方言の歴史から近代までにどのように変化したかの説明、具体例では、ユーモアあるストーリーを取り入れて興味を惹かせたり、共通語の字幕や英語表記などアイデアを出すといいかもしれませんね。(山口宣紀)



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