美術科
工芸コース

陶芸/漆芸/金工

素材と向き合うことは
人生を面白くする

食事を彩る箸や茶碗、装いを華やかにするアクセサリー。工芸は未知の表現に挑戦する芸術分野です。山形の豊かな大地で向き合えるのは、「漆芸(しつげい)」「金工」「陶芸」の3分野。この3素材に複合的に触れられるのが特長です。漆芸を学べる大学は少なく、また、大きな魅力となっているのが、創作意欲をかき立てる充実した設備とアトリエ。陶芸では、敷地内に登り窯も。作家として活躍する教授陣から学び取る、あらゆる技や知恵はかけがえのないもの。工芸作家としてはもちろん、他分野でも喜びと感動を与える力として存分に発揮されています。


卒業時取得可能資格:
小学校教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許(美術)、学芸員
※指定の科目を受講することで取得できます。

授業ピックアップ

海外研修旅行
工芸特別演習

工芸素材の現場を研究視察して工芸や美術、文化の世界的情報を調査する演習。国内、海外の本物の工芸、美術を直に見ることによって歴史、産業、文化の面白さを体感し、山形は世界の中にあることを実感します。

金工鍛金彫金技法
工芸基礎演習 1・2

素材を活かした魅力あるものづくりをするため、素材それぞれを自由に扱っていけるように、多様な技術を修得します。1年次から基礎的な材料の取り扱いをダイナミックに体験するところから始めます。

陶芸釉薬講座
工芸演習 1・2

漆芸、陶芸、金工に1年次後期から分かれて演習を行います。工芸は丁寧な想いから生まれる素材、造形が魅力。そのために高度な技術習得から細密なトレーニング、専門講座などを展開します。

産学連携企画実習
応用演習 1・2・3

3年次から素材専門授業がより多岐におよびます。技術や造形力を磨いていくことだけではなく、地域との連携企画授業や市場調査、専門教養の研究、各種実験、起業講座などの実践的な授業が用意されています。

制作から展示まで
複合素材演習

3年次前期で工芸が環境におけるスケールに挑戦します。いわゆる工芸品の常識の世界を超えて、人が息づく環境の中に工芸の魅力を提案していける力が求められます。これにより大きな展示企画もできるようになります。

陶芸野焼き作品制作、漆芸乾漆技法作品制作
卒業制作

素材の学習を経て、ものが社会とどのように関係を持ち、自身の役割を意識できるようになります。作品がどのような力を持ち、放っていけるのかを実践していける最終授業。広がりのあるゼミ体制で鍛えられます。

4年間のカリキュラム
NETBUSゲストユーザーでログイン後、シラバスを検索できます。

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作品紹介

  • スリップウェア大皿

    高橋さとみ「スリップウェア大皿」

    H110×W550×D550mm×3点 陶土

  • 聞香茶器「夜来香・不知春

    江島あかり「聞香茶器「夜来香・不知春」

    H110×W80×D100mm(夜来香)、H70×W70×D80mm(不知春) 磁土

  • 私たちはいつも過去を見ている

    髙橋詩織「私たちはいつも過去を見ている」

    H10×W70×D90mm(おおぐま)、H10×W120×D50mm(はくちょう)、H10×W100×D50mm(アンドロメダ)、H10×W80×D50mm(カシオペア)、H10×W80×D50mm(オリオン) 銀・銅・黒味銅・白四分一・並四分一・上四分一

  • はなあそび

    齋藤亜美「はなあそび」

    H250×W410×D410mm 漆・陶土・銀粉・金粉

  • cup and saucers

    田久保静香「cup and saucers」

    H70×W150×D150mm 半磁土

  • いつか帰る場所へ

    出口紗也佳「いつか帰る場所へ」

    H1900×W900×D150mm 漆・石粉粘土・木粉粘土・金属粉・麻布・木材

  • 心に栄養を

    阿部真璃藻「心に栄養を」

    H60×W80×D15mm(カイワレ)、H80×W90×D20mm(トマト)、H70×W100×D10mm(オクラ)、H40×W55×D10mm(キュウリ)、H60×W75×D25mm(パプリカ)銅・真鍮・金箔

  • URUSHI FREAKS

    高橋悠眞「URUSHI FREAKS」

    H900×W1500×D1500mm 漆・螺鈿・金属粉

  • お食事こうでねえと土鍋

    高木しず花「お食事こうでねえと土鍋」

    H180×W300×D300mm 陶土

  • 丹頂鶴 −花器−

    五月女晴佳「丹頂鶴 −花器−」

    H1150×W180×D250mm麻布、木材漆、卵殻、乾漆粉、金粉、竹

  • 灯火と共に

    安藤玄太「灯火と共に」

    H880×W920×D920mm 陶土、鉄、真鍮、蜜ロウソク

     

  • 自然から得るものとは

    渡邉友香「自然から得るものとは」

    W250×D170×H170mm、陶土

  • 花筥

    小野知里「花筥」

    H30×W150×D150mm 黒味銅、白四分一、上四分一、並四分一、銅、銀950、漆

     

  • 光のみちしるべ

    古市壽賀子「光のみちしるべ」

    W1100×D150×H1100mm、漆、麻布、青貝、金属粉

  • あなたに贈る色に、春のまぼろし、夏のかがやき、秋のぬくもり、冬のきらめき

    堀瑞希「あなたに贈る色に、春のまぼろし、夏のかがやき、秋のぬくもり、冬のきらめき」

    H50×W75×D55mm、H35×W85×D75mm、H40×W50×D110mm、H50×W50×D50mm 純銅、純銀、七宝釉薬

     

     

     

  • なんでもない風景

    高妻留美子「なんでもない風景」

    H1720×W900×D900mm 陶土、鉄

     

  • 夢見た畑の収穫祭

    佐藤智美「夢見た畑の収穫祭」

    H250×W200×200mm 陶土

     

  • うみのうつわ

    五月女晴佳「うみのうつわ」

    漆芸/漆、麻布、和紙、木材、プラチナ箔、銀箔

  • Orca

    志水ゆめか「Orca」

    金工/銅、2200×1250×830

  • 流れる

    小黒ちはる「流れる」

    陶芸/陶土、1500×3000×1500

  • ファクトリー

    小林聡介「ファクトリー」

    金工/銅、真鍮、銀925、木、240×240×300mm

  • inverdire

    今野要「inverdire」

    漆芸/漆、木材、銅、金粉、銀粉、510×510×1430mm

  • いろのかたち

    桒原央佳「いろのかたち」

    陶芸/陶土

  • 越智聡未「道」

    漆芸/漆、麻布、木、鉄 560×300×1500mm

  • なんとなく夢を

    綿貫彩「なんとなく夢を」

    陶芸/陶土

  • 愛があふれる

    薮崎香織「愛があふれる」

    陶芸/陶土、ガラス

  • 咆哮

    武藤元気「咆哮」

    金工/鉄、3000×300×3500mm

  • きみになった日

    今井杏子「きみになった日」

    W4400×D6000×H2000mm 漆、パルプ、鉄、和紙、紗

  • geometry

    多田菜津美「geometry」

    W120×D30×H120mm、銀950、赤銅、黒四分一、並四分一、白四分一

  • 丑三つ時

    森田益行「丑三つ時」

    W1400×D1800×H1680mm、銅

  • Ground Death/Humming Bird/Moon Crying/Ending Snipe/Sea Breeze/Mellow/Passione

    大作祥平「Ground Death/Humming Bird/Moon Crying/Ending Snipe/Sea Breeze/Mellow/Passione」

    W150×D150×H70㎜(計7点)、Acetate、Starling Silver、Brass、SWAROVSKI Zirconia、岩絵具

  • 存在の記憶

    後関裕士「存在の記憶」

    W300×D300×H500mm、陶土

  • 追憶

    伊東なつみ「追憶」

    H800×W580×D100mm 銅、鉄

     


フォトギャラリー


教員紹介

藤田謙 准教授/工芸・テキスタイルコース長/入試部長 Fujita Ken

藤田謙 准教授/工芸・テキスタイルコース長/入試部長 Fujita Ken

1973年 愛知県出身。東京芸術大学大学院美術研究科工芸専攻(彫金)修了。修士。

 

金属をメインに木、ガラス等を使ったジュエリー、オブジェを制作しています。

1997 卒業制作大学美術館買上賞、2000 現代工芸美術展 2000年記念賞、2004年 現代工芸美術展 現代工芸賞、2013現代工芸美術展 現代工芸本会員賞、現代工芸美術展(2000年より)日展(2002、2003年)、個展 ギャルリ・プス 銀座(2000、2003、2008、2011、2013年)、アルスギャラリー 表参道(2002、2005年)、その他グループ展多数。
現代工芸美術家協会本会員。

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小林伸好 教授
Kobayashi Nobuyoshi

小林伸好 教授
Kobayashi Nobuyoshi

東京芸術大学大学院美術研究科工芸専攻(漆芸)修了。修士。

 

「夏はダイビング、冬はスキー、仕事の暇を見つけて自然を満喫しています。また、漆の調査で山に入る事も多く、常に体調は万全。学生がついてくるのが大変なようです。」

1987年 第26回 日本現代工芸美術展国内巡回展選抜、1990年 ’90TAKAOKA CRAFTS EXHIBITION金賞、1991年 国際クラフトフェスティバル準グランプリ、1993年 国際デザインコンペティション特別賞、1999年 漆の美 展(なかとみ現代美術館・山梨)、2000年 漆の美展日本漆工協会会長賞等 現代工芸美術家協会会員、日本文化財漆協会理事、日本漆工協会理事、漆芸修 復研究会会員

佐々木 理一 准教授 
Sasaki Riiti

佐々木 理一 准教授 
Sasaki Riiti

1989年 東京芸術大学大学院美術研究科陶芸専攻修了。修士(美術)。

 

「作品制作と演習授業に追われながら、日々楽しんで過ごしております。 常に刺激的でありたいと思っていますが、息がきれてしまうので、たまには美味しいお酒を飲んで酔っぱらってしまいます。綺麗なもの、パンチのきいた作品が好きです。」

修了制作サロン・ド・プランタン賞受賞、1990年 朝日現代クラフト展入選、日 本現代工芸美術展入選、全国陶芸展努力賞受賞、日展入選、1991年 国際陶芸ビエンナーレ展入選、1993年 朝日陶芸展入選、長三賞展入選栃木県展芸 術祭入選、伝統工芸新作展入選、2002年 益子国際陶芸展入選、 FUJI国際陶芸ビエンナーレ入選等 2013年 アジア現代陶芸-新世代の交感展 金沢21世紀美術館及び愛知県陶磁美術館 他、個展・グループ展等多数

 

佐々木里知 准教授「黒絵文様器」2010年

深井 聡一郎 准教授
Fukai Soichiro

深井 聡一郎 准教授
Fukai Soichiro

1973年 東京都出身。1999武蔵野美術大学修士課程造形研究科(彫刻)修了。修士。

 

陶を素材に彫刻を作っています。

2002~2003年、文化庁在外派遣研修員として英国に滞在。 主な個展は、1998年 ギャラリーなつか(同‘00、’01、‘06、’09)、2002年 ガレ リアキマイラ、2004年 GALLERY GAN、2007年 INAXライブミュージアム、2010年 Art Center Ongoing 、新宿眼科画廊。 主なグループ展は、2003年 破壊しにー ガレリアキマイラ、2005年 第1回出雲・ 玉造アートフェスティバルー光の縁結びー、2006年 colors & forms KABEGIWA、 第9回岡本太郎記念現代芸術大賞(TARO賞)展 川崎市岡本太郎美術館、2007年 CHIBA ART FLASH ’07 稲毛市民ギャラリー、壁ぎわ KABEGIWA、2008年 空想の花 畑~花と彫刻の美術展 ハウステンボス、2010年 DOMANI明日展 国立新美術館。 2013年 AGAIN-ST第1~7回展。 受賞は、2000 第8回日本現代陶彫展 大賞、第5回アート公募 モリスギャラリー 賞。 出版に2017年「AGAIN-ST BOOK」 AGAIN-STメンバー。

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小林秀幹 准教授
Kobayashi Hideki

小林秀幹 准教授
Kobayashi Hideki

1971年 長野県出身。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。修士(芸術)。

 

金属工芸、鍛金造形が専門。鍛金教室を神奈川県相模原に開講している。
主な作品:早舞(2006年)、森の泉(2007年)、火鉢(2007年)、 かしわ(2006年)、静かな流れの中で(2000年)風に誘われ(2002年)
主な受賞:神奈川県美術展 特選 (1999年)、神奈川県美術展 大賞(2001年)ものづくりコンテスト 奨励賞(1999年)

2018年度 講師一覧

2018年度 講師一覧

安藤泉
越後恵美
奥窪聖美
桂盛仁
唐澤昌宏
川合純司
川原龍美
佐藤慎太郎
椎名勇
東海林晴美
高橋奈己
田口義明
田中千絵
手島敦
外舘和子
冨井大裕
鳥毛清
中村大朋
西川雅典
野口洋子
長谷川奈津
早川美菜子
冨士原文隆
古瀬静子
栁橋歩季
山瀬年史
横倉晋也
吉田宏信