A_
新宿髙島屋
10階 美術画廊

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石原 葉

Ishihara Yo

私たちはインターネットが当たり前の生活をしていて、あらゆる情報に自由にアクセスできると考えていますが、実際は自分の見聞きしたいものをサーチエンジンが取捨選択し目の前に並べてくれています。その取捨選択の精度が上がれば上がるほど、私たちは物事を素早く判断することができるのです。しかしそれは情報だけに留まらず、人と対面しているはずなのに無自覚にフィルターを重ね、理解したつもりになることは少なくありません。私はそのフィルターを内省的に自覚し、どうしようもなさを受け入れながら、フィルターの向こうに手を伸ばしたくて制作をしています。

■宮城県生まれ ■2020年 東北芸術工科大学大学院博士後期課程修了 ■2022年~ 京都精華大学造形学科日本画専攻特任講師■2024年 「京都日本画新展」美術館「えき」KYOTO(京都)■2023年 混沌の中から想像は生まれてくる「思いつき」から「かたち」へ 羽黒・芸術の森(山形)/「TUAD ART−LINKS 2023」新宿高島屋美術画廊(東京)■2022年 「Walking in the forest」 Cyg art gallery(岩手)/「後発的当事者」原爆の図 丸木美術館(埼玉)■2021年 「この地から思いを馳せて」羽黒・芸術の森(山形)■2020年 石原葉 個展 -Who- 靖山画廊(東京)/山形美の鉱脈 山形美術館(山形)

<span>「</span>metalogue(rainyday」
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metalogue(rainyday」

多田さやか

Tada Sayaka

神仏や人や動植物、都市や自然など、様々なモチーフと概念、また素材を組み合わせ「理想郷」を描いている。

■山形県生まれ ■2015年 東北芸術工科大学大学院日本画領域修了/同年より1年間、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究室にて研究生として学ぶ ■2023年「META 2023」神奈川県民ホールギャラリー(横浜)/個展「That’s Life」亀戸アートセンター(東京)■2022年「東北芸術工科大学30周年記念展 ここに新しい風景を、」東北芸術工科大学 THE TOP(山形)/「たえて日本画のなかりせば:東京都美術館篇」東京都美術館 ■2020年 「VOCA2020」上野の森美術館(東京)

<span>「</span>Orchid」
<span>「</span>Orchid」
Orchid」

たてやまともか

Tateyama Tomoka

日常の断片的なシーンを刺繍で描き、背後にある物語を刺繍の独特なタッチと色彩を表現している。最近は都心の風景をモチーフにした作品を制作しており、あふれる人やもの、豊かな生活環境を眼前にしたときに感じる寂寥を、刺繍糸でいろんな表情をつけて作品に落とし込んでいる。何気なく通り過ぎてしまう日々の場面を、刺繍でじっくりと作品化することで、そうしたモメントや、ふと湧き上がった感情もかけがえのないものであるという思いを込めている。

■青森県生まれ ■2021年 東北芸術工科大学美術科テキスタイルコース卒業/東京都を中心に個展、グループ展を開催 ■2024年 個展 Steps Gallery(銀座)/『Art Cocktail 2024』Steps Gallery(銀座)■2023年 個展『静かな空の町』Roonee247 fine arts(日本橋)■2022年 個展『街街』Roonee247 fine arts(日本橋)

<span>「</span>Look up #1」
<span>「</span>Look up #1」
Look up #1」

森田翔稀

Morita Shoki

リアルとバーチャルの曖昧性、相互に融合し、区別がつかない状況における身体の存在意義について批評的に捉えて作品化している。作品では、フィジカルな肉体とバーチャルなアバターが融合したかのような人間像を想起させている。人間の欲望がちぐはぐに現れたものとして、3DCGや陶器などのマルチメディアを通してキャラクターを制作している。

■群馬県生まれ ■2024年東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業 ■2024年「DOUBLE ANNUAL 2024」国立新美術館(東京)/「東北芸術工科大学 卒業・修了制作展[東京選抜]」東京都美術館/「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI」行幸地下ギャラリー(東京)■2023年 「タイムトリップ・アンド・ミックス」白河神社(福島県)/「SCRAMBLE」GALLERY A8T(仙台)/「展示力合宿! in かなざわ」アートグミ 箔一ビル金沢市民芸術村アート工房 ■2022年 「ふらんとろいん」TURN ANOTHER ROUND(仙台)/阿佐ヶ谷アートストリート展

<span>「</span>meta cray man」
<span>「</span>meta cray man」
meta cray man」

B_
オリエ アーギャラリー

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志水みかん

Shimizu Mikan

私たちの認識世界は3つの要素「クオリア・認識・言語ラベル」で構成され、「層を重ねるように世界を捉えている」と考えた。 そこから生じる多義的現象の景色を、透明な重層構造・素材の質感・偶発的テクスチャを用いて表現している。「モノの輪郭」を「言語的な境界線」と見立て、モチーフ内部と輪郭線の明瞭度の対比等から、言語的認識の曖昧さを象徴する。現在の制作では特に現象世界に在る「光の質感」を追究している。

■北海道出身 ■2022年 東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業/2024年 同大大学院 絵画領域 在学中 ■2024年 クリエイターズフェスティバル「SICF25」スパイラルホール(青山)/垂れ幕制作 Japan ビジネスデザインアワード全国大会 東京神田明神ホール ■2023年 インタビュー掲載「PICK UP ARTIST vol.03」 https://note.com/enogg/n/n203755edfa7d/垂れ幕制作 Japan ビジネスデザインアワード全国大会 東京神田明神ホール ■2022年 グループ展「ぺるけ」 銀座スルガ台画廊(東京)■2021年 オンライン展示「ビクトリーブーケ」Boston Children’s Museum・アメリカ内病院循環展示中

<span>「</span>静かに陽が沈む頃、遠い空へ融けてゆく。」
<span>「</span>静かに陽が沈む頃、遠い空へ融けてゆく。」
静かに陽が沈む頃、遠い空へ融けてゆく。」

平野文夫

Hirano Fumio

私は像を建立するということは、亡霊を固定することだと考えています。亡くなった者、起こった出来事、言葉や理屈で理解しがたいこと、いずれも実態の無い事物を、形ある何かとして次の時代へ受け渡すために、像は一つの場所に固定されます。そこに在るはずもないものが形を得て現れ、人間よりも少しだけ永くその場所に立ち続け、いずれ忘れられます。この亡霊と呼ぶにふさわしい存在を彫刻として留めておきたいと思います。

■神奈川県生まれ ■2014年 東北芸術工科大学美術科彫刻コース卒業 ■2024年 個展「デッドレターズ」Room_412(東京)

<span>「</span>食べることも飢えることも」
<span>「</span>食べることも飢えることも」
食べることも飢えることも」

藤沢 恵

Fujisawa Megumi

私は真逆の性質を持つ石と金属を用いて、「事象の汀渚」をテーマに制作活動をしている。一度欠けると元に戻らない石は不可逆性の象徴であり、打つことによって空間を生み出す真鍮は失われた体積を可視化するための媒体である。石と真鍮、対極の性質を持つ素材同士を組み合わせ、なにものでもない有機的な形態を生み出すことを目的に制作している。目には見えない、存在するかも分からないものを生み出すためには、制作者の意思を明確にできる素材が必要である。未だ名前を持たない何かを生むため、事象の境界を融かさなくてはならない。

■岩手県生まれ ■2010年 東北芸術工科大学大学院彫刻領域修了 ■2024年 「第29回 UBE ビエンナーレ 柳原義達賞受賞記念展」ときわ湖水ホール(山口)■2023年 「第18回 KAJIMA 彫刻コンクール」模型入選 鹿島 KI ビル(赤坂)■2022年 「第29回 UBE ビエンナーレ」 柳原義達賞受賞 UBE ビエンナーレ彫刻の丘(山口)/「第10回 あさごアートコンペティション 入選」 あさご芸術の森美術館(兵庫)■2021年 池袋アートギャザリング「IAG AWARDS 2021」入選 東京芸術劇場(池袋)

<span>「</span>融解」
<span>「</span>融解」
融解」

渡辺明子

Watanabe Akiko

静かな祈りと優しい時間をテーマに、ファンタジーな世界を描いています。時には、旅先で見る悠久の景色や、ふるさとの豊かな自然から感じる静寂の安らぎを。時には、巡る季節や幼い子どもたちからインスピレーションを受けて眩い躍動感を。 身の回りの全てから気づきを得て、自身が「希望の物語」の中に在ることを思い出す、そんな願いを込めています。

■秋田県生まれ ■2003年 東北芸術工科大学情報デザイン学科映像コース卒業/デザイン会社勤務後、フリーのイラストレーターとして活動 ■2024年 「個展」旧松倉家住宅(秋田市)/びすとろアン(石巻市)/二人展 東北工業大学一番町ギャラリー(仙台市)■2023年 「個展」ギャラリーふあり(秋田市)/びすとろアン(石巻市)■2022年 「個展」カフェギャラリーガレ(仙台市)/びすとろアン(石巻市)/アニメ「子供たちの庭」秋保の杜佐々木美術館&人形館外壁で上映 ■2021年 ラヴァルダンス城 日本選展(フランス)■2020年 「個展」カフェギャラリーガレ(仙台市)■2015年 AIAA(秋田国際美術家協会)国際交流展参加(韓国)

<span>「</span>月夜の約束」
<span>「</span>月夜の約束」
月夜の約束」

C_
REIJINSHA GALLERY

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東脇佳菜

Towaki Kana

現地に赴き得た実感や経験を手繰り寄せて画面に起こすには、意志を持って描いた線や形、あるいは目に見えない何かを筆や手で直接画面に触れてその一瞬を逃さないように描いています。そのため、実感の伴った行為に重きを置いています。人間相互の感情移入を促し、感情を身体化する営みを他者と共有することで、アートを介して 精神的なコミュニケーションをできるようにすることを大切に制作しています。

■神奈川県生まれ ■2024年 東北芸術工科大学美術科日本画コース卒業/2024年 同大大学院 複合芸術領域 在学中 ■2024年 「森の Art Market」羽黒・芸術の森 今井アートギャラリー(山形)/第73回 新興美術院展 招待作品優秀賞 ■2023年 「梅津五郎芸術賞 第4回 全国絵画公募展」白鷹町長賞/「みちのく現場考−東北描キ巡リ、芸術想ヒ巡リ−」小津ギャラリー(東京)/「第34回 河北美術展」新人奨励賞 ■2022年 「THE TOP 東北芸術工科大学進級制作展」最優秀賞(山形)/東北芸術工科大学・修了展 東京選抜展/「東北画は可能か?−千景万色−」原爆の図 丸木美術館(埼玉)/「東北画は可能か?−生々世々−」カイカイキキギャラリー(東京)/「紅花道中プロジェクト」企画・運営高寶山勝因寺(山形)/「物語は唐突に」悠創の丘(山形)/羽黒・芸術の森 今井アートギャラリー(山形)他

<span>「</span>間風景に在る」
<span>「</span>間風景に在る」
間風景に在る」

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ゆう画廊

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石塚由美子

Ishizuka Yumiko

私は、今を生きる私自身の日常生活の出来事を題材に『今、見えることは何だろう?』という問いかけをしながら、身近な日常風景、特に雪がある風景をテーマに作品を制作しています。雪は白くて美しく、時に、丸みをおびた形が可愛くみえます。しかし、雪は生活において危険なものであります。そんな憎くて可愛い雪から、イメージを再構成して自然への畏怖、尊敬、愛おしさを表現しています。

■山形県生まれ ■2007年 東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業/2009年 京都造形芸術大学 大学院 芸術表現専攻総合造形領域 修了。 現在、米沢市を拠点に創作活動中 ■2024年 作品展『Desire2024 @ONSEN』浴浴センターまどか川西町(山形)■2023年 「Yumiko Ishizuka solo exhibition」東光の酒蔵(米沢・山形)/第 29回「2023 公募:ふるさとの風景展 in 喜多方」奨励賞(喜多方市)■2022年 「ヘンシン・ピーポー」Y &gallery(米沢・山形)■2021年 「ヘンシン」スタジオ八百萬(米沢・山形)■2020年 「その時、何をみていた?」米沢市アートステーション(山形)、他

<span>「</span>冬と太陽」
<span>「</span>冬と太陽」
冬と太陽」

関口恵美

Sekiguchi Emi

楠の丸太の反っている形の中に子どもの立ち姿が見えたことから、子ども、主に女の子を彫る様になりました。元よりスカートのAラインがふわりとなびく形が好きだったのもありますが、「風が命を運び 死と共に魂は風となる」と言うインディアンの言葉に強く心を打たれてからはより強くそこに風が吹いている様な、誰かを待っている様な情景を落とし込んで制作しています。手のない姿は言いたくても言えない、自分の気持ちを隠す様な心情を表しています。

■千葉県生まれ ■2013年 東北芸術工科大学大学院彫刻領域修了 ■2024年 関口恵美 個展 「ままならない日々を ありのままに」MDP GALLERY(東京)/「もりんぴあ 春の芸術祭2024」公津の杜コミュニティセンター(千葉)/「Nakameguro Sakura Exhibition」MDP GALLERY(東京)/「不思議の画廊のアリス」Otho Gallery(東京)/「HAND POWER 展」Boji hair+gallery(東京)■2023年 「ART TAIPEI 台北國際藝術博覧會2023」(台湾)/「海岸創造いなげ展」千葉市民ギャラリー・いなげ/「コラボしたのだ!!展 ~赤塚マンガは自由のココロ~」MDP GALLERY(東京)/「関口恵美 木彫の世界」ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館(千葉)

<span>「</span>ろうそく娘 No.19」
<span>「</span>ろうそく娘 No.19」
ろうそく娘 No.19」

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B-gallery

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温井大介

Nukui Daisuke

「絵画の死」と、それでも「絵画が死なない理由」を研究・制作している。その中で、時代を遡り「誰もが絵画が死ぬとは考えなかったであろう時代」の事を思って作品を描くことで、自身の基礎的な部分を見つめ直したいというのが、この二層構図(プラトー構図)で「静物画」、「人物画」、「風景画」を描く様式。今シリーズでは「描く」と「描かない」、「具象」と「抽象」などの自分自身で納得できるタブロー表現の地点(間:あわい)を探っている。

■群馬県生まれ ■2006年 東北芸術工科大学美術学科洋画コース卒業/「卒業・修了制作展」卒業選抜賞受賞/2024年 京都芸術大学大学院通信教育課程洋画コース終了 ■2024年 池袋アートギャザリング「IAG awards 2024」大賞受賞 東京芸術劇場(池袋)/妙義100エンナーレ! 富岡市妙義ビジターセンター ■2023年 「くわいこおきてくわをは」富岡製糸場西置繭所 ■2021年 アートプロジェクト高崎(高崎市)■2018年 「山口薫先生からきみたちへ」高崎市立高崎市美術館 ■2013年 「郷土の作家展」富岡市立福沢一郎記念美術館 ■2011年 Dts DX「個展」ビリケンギャラリー(表参道)

<span>「</span>still life, figure, landscape」
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