【申込受付開始】探究型学習研究大会2020 11/29(日)オンライン開催

東北芸術工科大学では、11月29日(日)に、全国の教育関係者・NPO・行政職員を対象として、高大接続改革・探究型学習に関する全国大会「2020年度 探究型学習研究大会」をオンラインにて開催します。

2019年大会の様子。2020年はオンライン開催です。
はじめに

2017年にスタートした探究型学習研究大会は、「主体的、対話的で深い学び」を実現するための知を共有する場として、今年で第4回目を迎えます。これまで各回とも、中学校・高等学校の教員を中心に、「総合的な学習(探究)の時間」に関心を持つ多くの参加者が、東北芸術工科大学キャンパスに集い、活発な議論を行ってきました。

今春からの激しい社会状況と教育環境の変化の中、各地の中学校・高等学校では、対面的な授業に苦慮する一方で、インターネットを介したフラットなつながりによる時間と距離を越えた連携や、オンラインツールによる学習資源の活用などの可能性を見出してきました。
まさに「新しい学習様式」のための仕組みづくりが加速しており、教育の転換期を迎えています。
このように、学びの選択肢が多様になる中で、目的の本質を見極め、適切な手段を考え抜き、生徒達が社会でよりよく生きていくための学びへと導くことが求められています。

大会テーマとプログラム

そこで今年度は、大会テーマを「探究型の先にある学びの本質にアプローチする」と定めました。
プログラム前半では、横浜創英中学・高等学校校長の工藤勇一氏をお迎えして、大会テーマに関わるご講演をいただきます。
次に、探究型学習実践事例として、山形県立鶴岡南高等学校通信制の池田努氏より、「デザイン思考を授業に取り入れることで生まれる教育的効果」について、さらに岩手県立盛岡第一高等学校の梨子田喬氏、いわてNPO-NETサポート事務局長の菊池広人氏より、岩手県立大船渡高等学校の「大船渡学」を例に、探究型学習の本質をおさえた授業実践のご報告をいただきます。
最後に、本学コミュニティデザイン学科学科長の岡崎エミ氏の進行により、参加者同士のグループワークも交えながら、新たな学びのスタイルについて意見交換の機会を持ち、議論を深めて参ります。

大会を通じて

今日のような社会的な危機だからこそ、失敗を怖れずに、生徒とともに新しいことに挑戦し、学びの本質にアプローチしていく姿勢が「探究」に求められています。ご参加いただいた皆様には、ポストコロナ社会に向けて、ピンチをチャンスにさらに一歩前に踏み出す力創造的な学びを引き出し持続させるための糸口を各校に持ち帰っていただき、共有、展開していただけましたら幸いです。

2019年大会の様子。2020年はオンライン開催です。

開催概要

日時:2020年11月29日(日)12:30~18:00(開室12:15)
方式:ウェブ会議システムZoomを活用したオンライン開催とします
対象:中学・高校教員、教育・NPO・自治体関係者
定員:150名程度 ※事前申込制
参加費:無料
主催:東北芸術工科大学
後援:山形県教育委員会、山形市教育委員会、宮城県教育委員会

お申し込み方法

こちらのフォームよりお申し込みください。
お申込締切:2020年11月24日(火)

お申し込みは締め切らせていただきました。たくさんのお申し込み、ありがとうございました。

プログラム

12:15~

Zoom開室

12:30~

開会
挨拶

12:40~14:00

基調講演「学校教育を本質から問い直す―何のために探究か―」

講師:工藤 勇一 氏(横浜創英中学・高等学校 校長)

社会の急激な変化に伴い、明治維新以降続いてきた一斉教授型の学びのシステムが限界に来ています。講演ではこうした背景を踏まえ、「学校教育が抱える本質的な課題と解決策」、「解決策の一つとして重要な役割を担う探究型の学習が持つ意義とあるべき姿」について、これまでの学校の実践を踏まえてお話しします。

13:55~14:05

休憩

14:10~14:50

実践事例1「デザイン思考による教育的効果」

発表:池田 努 氏(山形県立鶴岡南高等学校通信制  教諭)

今年3月まで東北芸術工科大学大学院に在籍し、デザイン思考を探究型学習で活用する方法を研究テーマとしてきました。今回は、プロセス・技法・考え方の複合的な概念であるデザイン思考の視点を中心にお話しします。

14:50~14:55

入れ替え休憩

14:55~16:05

実践事例2「大船渡学、その先へ」

発表:梨子田 喬 氏(岩手県立盛岡第一高校 教諭)

   菊池 広人 氏(いわてNPO-NETサポート事務局長)

どうすれば高校生が育つか、そこを問いながら、大船渡学は毎年同じことを繰り返さず新しいチャレンジや設計の変更を続けています。そんなこれまでの大船渡学を振り返りながら、探究学習の本質をみなさんと考える機会になればと思います。

16:05~16:20

休憩

16:20~

振り返り・意見交換会

進行:岡崎エミ(本学コミュニティデザイン学科 学科長)

18:00

閉会

総括および挨拶

講師プロフィール

工藤 勇一|Kudo Yuichi 学校法人堀井学園 横浜創英中学・高等学校 理事・校長

東京理科大学理学部応用数学科卒業、公立学校教員、東京都教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長、千代田区立麹町中学校校長、2020年4月から現職。麹町中学校在職中、学校運営に全教職員、生徒・保護者を当事者として巻き込みながら、形骸化した教育活動をスクラップし、再構築した。宿題や定期考査の全廃、固定担任制の廃止、服装頭髪指導の廃止などを行う。
経済産業省 「未来の教室とEdTech」研究会委員内閣官房 教育再生実行会議委員主な著書 : 学校の「当たり前」をやめた。(時事通信社)、麹町中学校の型破り校長 非常識な教え(SB新書)、麹町中学校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること(かんき出版)、きみを強くする50のことば(かんき出版)

池田 努|Tsutomu Ikeda山形県立鶴岡南高等学校通信制 教諭

東北芸術工科大学大学院修了 修士(デザイン工学)。修士論文「探究的な学習をデザインする 〜デザイン思考を活用した授業モデルの提案~」。日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会2019 「探究的な学習におけるデザイン思考プロセスの活用」 グッドプレゼンテーション賞受賞。山形県高等学校商業教育研究会2019 講演「探究的な学習におけるデザイン思考“共感”の導入」。東北・北海道地区高等学校通信制教育研究会2019 事例発表。「特別活動におけるソーシャルスキルトレーニング ~デザイン思考プロセス「共感」を活⽤して~」。第6回SCHシンポジウム2020 事例発表 「探究的な学習のデザイン ~デザイン思考編~」

梨子田 喬|Takashi Nashida 岩手県立盛岡第一高等学校(前 岩手県立大船渡高等学校 教諭)

東北大学大学院文学研究科歴史科学専攻博士課程前期修了、修士(文学)
カタリバ:マイプロジェクトアワード2017・2018 伴走者フォーラム:事例発表
高校魅力化フォーラム2017 分科会 「地域で行うプロジェクト学習とは」事例発表
学研高校教育フォーラム「主体的探究支援を目指して」事例発表 2018
キャリアガイダンス50周年記念セミナー「探究の問いをどう自分ごと化していくか」2019
産業能率大学キャリア教育推進フォーラム「地域連携のあり方を問う」2019

菊池 広人|Hiroto KikuchiいわてNPO-NETサポート事務局長

早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。2007年に岩手県北上市へUターン。現在は、(NPO)いわてNPO-NETサポートの事務局長として、北上市における市民活動・協働の推進と地域づくりのサポート、政策形成過程における市民参画ワークショップの実施等をおこなっている。
東日本大震災の後は、いわて連携復興センターの設立や、北上市の多様な主体による支援組織、きたかみ復興支援協働体、大船渡市・大槌町での仮設住宅支援事業、大船渡市市民活動支援センター等の立ち上げ等に従事。2016年2月~2020年3月まで東北学院大学地域共生推進機構特任准教授として、全学部共通の「地域教育科目」を担当するほか、多賀城市と東北学院大学の協働プログラムのコーディネーターを担った。また、大船渡高校、黒沢尻北高校、盛岡第一高校、雫石高校、弘前中央高校、三沢高校、等の高校の地域探究プログラムの支援も行っている。健康運動指導士・防災士。

岡崎エミ|Emi Okazaki 東北芸術工科大学 コミュニティデザイン学科 学科長

早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て、studio-Lに参画。海士町総合振興計画別冊をはじめ、各地の住民参画のまちづくりに関わる。2014年より現職。現在、高校生の地域参画を推進するSCHシンポジウムや高校支援など、教育によるコミュニティデザインを研究中。「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の企画評価委員や同事業で新庄北高校、小国高校、山形東高校の支援をしている。編著に『Design it yourself』、『コミュニティデザインの仕事』など。2009年パーマカルチャーデザインコース修了

Zoomでの参加について
本研究大会では、ウェブ会議システム「Zoom」を利用します。当日使用するPC、スマートフォン、タブレット端末などへ、事前にダウンロードおよびサインアップ(アカウント取得)を完了してください。
Zoom公式ホームページ

※Zoomに関するご相談
Zommのダウンロードや基本操作に関するご相談や問い合わせを受け付けています。最下部に記載の担当者までお気軽にお問い合わせください。

大会コーディネーター
柚木 泰彦(東北芸術工科大学 高大接続推進部長/プロダクトデザイン学科 教授)
寒河江 茂(同大 教職課程 教授)
吉田 卓哉(同大 教職課程 准教授)

本件に関するお問い合わせ先

東北芸術工科大学 地域連携推進課(担当:伊藤迪子)
〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
TEL:023-627-2218 FAX:023-627-2081(平日9:00~17:15)
E-mail:y-gakusha@aga.tuad.ac.jp

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