芸工大でクラウドファンディングプロジェクト始動「あなたの日常や思いを作品にします」


東北芸術工科大学では今年度より、クラウドファンディングでアーティストを目指す本学学生たちの制作支援を行っています。写真は、プロジェクトチーム「T.I.P」(TUAD INCUBATIOM PROGRAM)メンバーの5人。実力派の選抜チームで、この4年間、洋画、日本画、工芸をそれぞれ学び、今年からは大学院に進みます。

アートや芸術の価値は、その美しさや独創性だけではなく、私たちの日々の記憶や残しておきたい出来事を素敵な思い出として昇華する力もあります。みなさんの日常を素敵に彩る方法のひとつとしてアートを寄り添わせたい。そんな思いから「あなたの日常の出来事や思いをアート作品に。」というタイトルで210日からの1ヵ月間、大手プラットフォームCAMPFIREで、新しい作品の市場を創り出そうと、購入型のクラウドファンディングにチャレンジしている学生たちです。今回は5人のメンバー1人、亀山晴香さんをご紹介します。

「あなたの日常の出来事や思いをアート作品に。」
 

亀山晴香 |日常のくだらないことにスポットライトをあてる

亀山さんは「どうでもいいこと」「なくてもいいのに存在しているもの」に興味を抱きます。ゆえに作品タイトルのつけ方も独特です。この作品は『なんとなくもやもやしたなにか』。その他にも『Chapter1:まぢやばぃ』、『Day after tomorrow Land』、『バイパス沿いの天国』など、亀山さんの独特のセンスが感じられます。

亀山晴香『なんとなくもやもやしたなにか』

効率化が優先される社会状況の中では、個人的な感覚や思いはどこか後回しになってしまいがちですが、亀山さんの作品はそういうものこそ拾い上げて、代弁してくれているように思います。

消えかけた感覚を大袈裟に表現することで、簡素化されがちな日々を彩るアクセントになると彼女は言います。絵画だけに留まらず、ファッションや立体作品など、1つの作品を使って様々な媒体に変身させることで、作品としての輪を広げたい、アートがより沢山の人にとって身近なカルチャーになれるようにしたい、そんな思いで日々制作しています。

今日222日(土)から26日(水)まで東京都美術館で開催される「東北芸術工科大学卒業・修了展」でも彼女の作品をご覧いただけます。
また亀山さんの作品は以下のクラウドファンディング で3月9日(月)まで購入することができます。

「あなたの日常の出来事や思いをアート作品に。」

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