福音館書店の絵本「あおいトラ」「おにの神さん」原画展を12/16より開催します

芸術学部美術科教員で日本画家の長沢明教授と三瀬夏之介教授が、本格的な日本画でストーリーが展開する5・6歳のためのこどものための絵本を1冊ずつ制作し、福音館書店の「こどものとも」シリーズから出版しました。この度、その出版記念原画展を12月16日(月)より、本学で開催いたします。

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■日本画家としての物語性のある表現力に編集者が共感
長沢教授、三瀬教授の、日本画家としての物語性のある表現力に同社の編集者の方が共感し、絵本の制作へと発展。絵本の構想から完成まで4~5年をかけています。
展示会場には、絵本に採用されなかった原画や、ストーリー構築時の資料、イメージドローイングなども展示し、絵本の制作プロセスを公開します。また同社編集部と作者によるトークショーも開催します。

■同時開催で「ひろすけ童話セット」原画展も開催
本学敷地内にある「こども芸術大学 認定こども園」では、高畠町出身の童話作家、浜田広介の作品に本学学生が挿絵を描いた「ひろすけ童話セット」原画展も開催します。
2つの絵本原画展はどなた様も無料でご観覧いただけます。親子で、保育園、幼稚園など子どもにかかわる皆さんのご来場をお待ちしております。

「三瀬夏之介、長沢明 出版記念原画展」

会期:2019年12月16日(月)~2020年1月24日(金)
時間:9:00~20:30
閉館:土・日、年末年始12月25日(水)~2020年1月5日(日)
会場:東北芸術工科大学本館1階ギャラリー「THE WALL」(山形市上桜田3-4-5)

トークショー
日時:2019年12月20日(金) 17:10~18:30
タイトル:「絵描きが絵本を描くまで」
登壇者:満名要大氏、岡崎俊基氏(福音館書店こどものとも編集部)、三瀬夏之介、長沢明

(トークショーの内容)
普段は一枚で完結する大きな絵を描いている絵描き二人が、絵本という複数のページで物語りが展開する形式に七転八倒。ボツになった原画のことや、子ども目線の難しさ、絵と絵本の違いなどなど、編集者と絵描きが一丸となって作り上げた二つの絵本誕生秘話を語り合います。

「おにの神さん」


「おにの神さん」 岩城 範枝 文、三瀬 夏之介 絵
シリーズ :こどものとも2019年11月号/発売:2019年11月2日

みやこの外れの小さな村で、サブは粗末な鬼の像を見つけた。ばあちゃんからそれが「鬼の神さん」なのだと教わったサブは、像を丁寧に祀って拝むようになる。ある晩、家を抜け出したサブが見たのは、家の畑を襲う化け物と、それに立ち向かう屈強な鬼の姿だった。千年前の京都を舞台にした、幻想的な物語。

◎絵本制作への思い
善悪を超えた人間と自然の交歓を伝えたかった。舞台は平安時代の京都だが、自然が猛威を振るう現代の話としても読めるように制作した。

「あおいトラ」


「あおいトラ」 長沢 明 作
シリーズ :こどものとも2019年12月号/発売:2019年12月2日

一風変わった青いトラが荒野を歩き、シマウマやフラミンゴなどの生き物と出会います。「シマシマないのに?」「あおいのに?」。外見を理由に「トラであること」を否定され、トラは自信を失いますが、思いがけない出会いが、トラの内面を変えていきます。アイデンティティをテーマにした、幼い読者に不思議な余韻を残す作品。

◎絵本制作への思い
子供たちの記憶に一生残る場面を作りたいという想いで制作した。たくましくあれ。世界は思っているより広い!

「ひろすけ童話セット原画展」

会期:2019年12月16日(月)~27日(金) ※期間中の平日
会場:こども芸術大学 認定こども園(東北芸術工科大学敷地内)
展示時間:9:00~17:00

 

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