文化財4年生が出品「第50回表装内装展」が7/12(金)より山形美術館で開催

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山形県表具内装組合連合会主催の作品展「第50回表装内装展」が7月12日(金)から山形美術館で開催されます。このなかで、文化財保存修復学科・東洋絵画修復ゼミの4年生5名が、3年次の演習で取り組んだ修復作業を展示いたします。

▼修復前
▼修復後

本作品展は、山形県内のプロの表具師の方々が出品されるものですが、2018年から文化財保存修復学科の学生が特別枠で参加させていただいています。今回は、公益財団法人本間美術館所蔵の酒田市指定文化財「酒田袖之浦・小屋之浜之図」の応急修理作業について、その修理工程などをパネルと動画でまとめたものを出品いたします。

この絵図は、江戸時代中期に描かれたもので、北前船で栄える酒田の様子を現代に伝える貴重な史料でもあります。一方、深い折れやシワが見られ、本学が修復作業を担うことになりました。

折れやシワには「折伏せ」(細く切った和紙の帯をあてがう作業)を行い、「裏打ち」し(和紙の後ろに、紙を貼り付けて補強する作業)、仮貼りしてフラットな状態に。その後、膠(にかわ)止め、剥落止めなどの作業を行いました。

貴重な文化財を後世に伝えるための修復、仕立ての技術と知識を、この機会に多くの方に知っていただければと思います。是非ご来場ください。

山形県表具内装組合連合会主催 第50回表装内装展

日時:2019年7月12日(金)~14日(月)
7/12(金)13:00~17:00|7/13(土)10:00~17:00|7/14(日)10:00~16:00
会場:山形美術館(山形市大手町1-63)

修復作業の様子

膠止め
剥落止め
MC(メチルセルロース)充填
折伏せ

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