焼損した日本最古の仏教壁画の修復作業の現状を報告する講座を6/29に実施

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写真:焼損前の第1 号壁画(釈迦浄土図)
出典:『法隆寺金堂壁画』朝日新聞編、p.40

東北芸術工科大学文化財保存修復研究センターでは毎年、連続公開講座を実施しています。2019年度も6月29日より6回にわたり実施いたします。初回となる第25回目の講座テーマは、「よみがえるか法隆寺焼損壁画 ―内外の古代壁画保存から探る―」です。

1月26日は「文化財防火デー」で、文化財の火災・震災などの災害からの保護と、国民の文化財愛護思想の高揚を図る目的で、1955年(昭和30年)に制定されましたが、これは、1949年のこの日(昭和24年1月26日)に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が焼損したことに基づいています。

現在法隆寺は、文化庁とともに焼損壁画の保存活用に向けた分析調査を進めており、内外の古代壁画保存事例をもとに再生をはかり公開につなげようとしていますが、この出火による日本最古の仏教壁画のことはあまり知られていません。本講座では、この修復にかかわる澤田教授が、焼損壁画の焼損状況と現在の状態をお話しいたします。

■連続講座第25 回
講座名:よみがえるか法隆寺焼損壁画―内外の古代壁画保存から探る―
日時:令和元年6月29日(土)14:00 開始
講師:文化財保存修復研究センター長 澤田正昭 教授
会場:東北芸術工科大学 本館 3 階301講義室(山形市上桜田3-4-5)
TEL:023-627-2204
E-mail: iccp@aga.tuad.ac.jp
URL: http://www.iccp.co.jp

澤田正昭(さわだ・まさあき)プロフィール
1942年生まれ。東京藝術大学大学院保存科学専攻修了。奈良国立文化財研究所・埋蔵文化財センター長、筑波大学大学院世界遺産専攻・教授、国士舘大学大学院アジアグローバル研究科・教授を経て現職。専門は文化財の保存科学。著書に『文化財保存科学ノート』など。現在、内外の古代壁画の保存と活用に関心をもち、カンボジア・アンコール遺跡群やエジプト・イドウートウ古墳壁画の保存修復プロジェクトに参画。

◎本件に関するお問い合せ
東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター
TEL:023-627-2204

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