<ディスカッションと上映>デジタルシネマ時代のインディペンデント
学長の根岸吉太郎教授を代表とする「デジタルシネマ時代における小規模映画の上映形式の研究」グループが、とんがりビルで2日間「デジタルシネマ時代のインディペンデント」のタイトルでディスカッションと上映を行います。この機会にぜひ足をお運びください。
デジタルシネマ時代のインディペンデント
日程:2016年3月5日(土)、6日(日)
場所:とんがりビル(山形県山形市七日町二丁目7番23号)
入場:無料
※両日、韓・日の逐次通訳が入ります。ディスカッションはWebでの映像配信を行います。
主催:東北芸術工科大学
共催:認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
お問い合わせ: hosoya.shuhei@aga.tuad.ac.jp
●ライブストリーム〈本イベントをライブ配信します〉
<ディスカッションと上映> デジタルシネマ時代のインディペンデント Day1
<ディスカッションと上映> デジタルシネマ時代のインディペンデント Day2
Day1:3月5日(土)
デジタルメディアの活用と市民協働において活発な活動をみせている韓国・ソウルの市民メディアセンターの事例を参照しながら、デジタルシネマ時代におけるインディペンデント映画の制作と公開のあり方を考える。
・ディスカッション 13:30~15:30
キム・ミョンジュン(映像メディアセンター MediACT代表)
土屋 豊(映画監督、プロデューサー、独立映画鍋共同代表)
ファシリテート:小川直人(せんだいメディアテーク学芸員)
通訳:今政 肇
・映画上映 16:30~
「龍山(ヨンサン)」 監督:ムン・ジョンヒョン(韓国/2010年/韓国語/カラー/Blue-ray/73分)
2009年1月、ソウル市、龍山地区再開発による強制立ち退きの最中、警察との衝突で起きた火事で5人が死亡した事件。軍事政権下や民主化闘争の犠牲者、残された者たちの記憶から民衆の闘いの系譜をひも解く。※上映後、監督との質疑応答あり
Day2:3月6日(日)
デジタル技術の発展は、映画を作ることだけではなく、観る/観せることの可能性を押し広げている。技術の進歩を追うのではなく、あらゆる手法が等価に選択できるようになった今日、既存の枠組みに囚われることのない映像表現の可能性こそを考えたい。
・ディスカッション 13:30~15:30
ムン・ジョンヒョン(映画監督、プルン・プロダクション)/牧野 貴(映画作家)/田坂博子(東京都写真美術館学芸員、恵比寿映像祭キュレーター)/ファシリテート:小川直人(せんだいメディアテーク学芸員)
通訳:今政 肇
・映画上映 16:30~ 牧野 貴作品上映(70分)
EVE (.mov DVNTSC/3分/2002年)
Generator (Apple Prores 422/19分/2011年)
Emaki/Light (Apple Prores 422/16分/2011年)
Ghost of OT301 (Apple Prores 422/9分/2014年)
cinema concret (Apple Prores 422/23分/2015年)
※上映後、作家との質疑応答あり
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「デジタルシネマ時代における小規模映画の上映形式の研究」とは
東北芸術工科大学学長・根岸吉太郎を代表とする研究グループが2013年度より4ヶ年、日本学術振興会からの科研費助成を受けて進めている研究プロジェクト。