テキスタイルは古来より独自の文化と芸術を育み、最もオリジナルな生命観を表す象徴的な存在として、世界中で多様な広がりを見せています。学びの核になるのは、自然素材の研究。コース専用の畑を持ち、学生自ら染料となる植物を種から栽培。素材の栽培から作品制作へとつなげていくことで表現の可能性を意識し、探求していきます。さらに他コースと連携し、分野を越えた制作に取り組む機会が多いのも特長。豊かな自然に囲まれた山形の大地で生まれた素材を生かし、実験的な芸術表現へ挑戦することをテキスタイルコースは目指します。



目指せる主な職業:公務員、団体職員/美術館、博物館/商品企画、開発/販売、商業施設/旅行、観光、ブライダル/雑誌・地域紙制作/美術・工芸作家/イラストレーション/アパレル、ファッション/学校教員/NPO(芸術、教育)/学芸員
取得できる資格:小学校教諭一種免許(中学校教諭一種免許取得者が、指定の通信科目を受講することで取得できます)/中学校教諭一種免許(美術)/高等学校教諭一種免許(美術)/学芸員
受験資格が取得できる資格:—
自然から感じる力を高め、素材に触れる/染料畑で種を蒔くなど、自然界から感じる力を高めるため能動的に動くことで「感じる」下地をつくる。後期は足踏みの糸車などを使い、綿・絹・ウールを紡いで自らの素材のサンプル集を制作。さらに原始的な機織りや藍染め、絣などの技法も習得。
【選択科目(1~4年次)】美術解剖学/工芸史/工芸特別演習/版画史【選択必修科目(1~4年次)】工芸文化論【選択必修科目(1年次)】デッサン初級【必修科目(1~4年次)】芸術色彩学【必修科目(1年次)】芸術鑑賞の喜び/芸術文化と自然の遺産/芸術思考論/工芸論






テキスタイルと人との関わりに気付く/前期は、不織布(フェルト)の理解を深め、和紙でテント「パオ」を作り素材に包まれることや、染織も体験。後期はペルソナをテーマに、身体・心身・身心を考察。造形への関心と自身の特性を探り、可能性を(再)発見する。ポスター制作や展示準備も実施。
【選択科目(2~4年次)】素材学/衣服論/染色論/インターンシップ/先端的コンテンツとアートシーン/クリニカルアート演習【選択必修科目(2~4年次)】日本美術史概説/西洋美術史概説/アート・デザイン史論/知的財産論/社会文化環境論/現代美術史/世界遺産総論【選択必修科目(2年次)】美術科共通演習(絵画A~C)(彫刻A~C)【必修科目(2年次)】美術の見方/芸術と社会力/テキスタイル・素材トレーニング演習3


表現への物語とテキスタイルの技術を培う/前期は「ペルソナ」作品展示や、ライティングオブジェクトの作品を制作。また自身のストライプを考え6m以上の織物を織る経験も。後期は絞り染めなど伝統染色の技術に特化した授業が中心。伝統技法やコンピュータプリントなど、対極にある技術も理解。
【選択科目(3~4年次)】アートマネジメント概論【必修科目(3年次)】複合素材演習/ポートフォリオ作成/テキスタイル応用演習3


自身のテキスタイル表現と社会とを結ぶ/肘折温泉や白鷹町などで地域活性プロジェクトに参加し、地域に貢献する力を育成。相手の意見を聞き出し作品とすることで、地域の意見を取り入れた作品に仕上げる。卒業制作の講評では特別講師を招き、プロからの意見を聞くことで社会での評価を知る機会とする。

