美術科
版画コース

木版画/銅版画/
スクリーンプリント

刷り上がった瞬間、
新しい作品世界との出会いが訪れる

想いを込め彫った原版を刷り上げて作品にする。本コースでは「銅版画」「木版画」「スクリーンプリント」の3技法を1年次から専門的に習得します。幅広い素材や表現方法に触れつつ自分の表現を探求。少人数クラスの密接な指導が行われ、ともに学ぶ仲間たちと家族のように、小さな一社会の関係の中で作品制作の本来の意味を学びます。幅広い技術の修練が発見させてくれるのは、無限に広がる表現の可能性。試し刷りを重ね、時間をかけて完成させていくことで鍛えられる強い意志や実行力、責任感は社会人への第一歩につながります。


卒業時取得可能資格:
小学校教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許(美術)、学芸員
※指定の科目を受講することで取得できます。

授業ピックアップ

銅版画制作
洋画基礎演習 1・2・3

銅の板を原版にして、鉄筆で細かく描いたり薬品処理を行いさまざまな表現ができる技法。1トン以上の圧力を掛け油性インクで印刷することで、ペンや絵の具では描けない細密性と物質性の強い表現ができます。

木版画制作
洋画基礎演習 1・2・3

彫刻刀で彫ったり、さまざまなマチエール材を使い版木に凹凸を作ります。和紙にそれらの版を刷り重ね、柔らかで深い色彩や質感を表す木版画は、浮世絵の伝統的なものから現代技法まで多彩な表現の可能性を持っています。

スクリーンプリント制作
洋画基礎演習 1・2・3

写真画像や描いた絵をそのまま版にすることができます。印刷するインクは発色がよく、シャープで鮮やかな画面が生まれ、紙のほかに布や金属、アクリル板などにも刷れ自由な表現に挑戦することが可能な技法です。

古典技法(木口木版画)制作
版画演習 2・3

特殊な彫刻刀で狭い幅に何本もの線を丹念に彫る技法。時間もかかり自由に描けない技法だからこそ一本一本の線に思いを込め、自身の表現したいものは何かを探索する授業です。昔から本の挿絵にも使われる表現です。

自作の紙漉きと版画制作
版画演習 4・5

版画に刷るための紙を自ら漉きます。アーティステックで存在感ある紙に負けないよう、いかに自身の意図を版にし、そこに刷るのか。制約のある版画制作の中で、自由な感性による表現の可能性を広げます。現代美術にも展開可能です。

文芸学科との共同授業「画文集制作」
版画演習 6・7

文芸学科の学生とペアを組み、短編小説に合う挿画を版画学生が作り、版画作品が表紙になる小説を文芸学生が執筆する、1ペアに2つの作品が誕生する文芸の「発語」と版画の「発画」のコラボレーションです。

4年間のカリキュラム
NETBUSゲストユーザーでログイン後、シラバスを検索できます。

作品紹介

  • ぱじゃまんはしろたんがすき! しろたんはぱじゃまんがすき?

    村上悠太「ぱじゃまんはしろたんがすき! しろたんはぱじゃまんがすき?」

    H1200×W900mmエッチング・アクアチント・ディープエッチング

  • beyond

    鈴木智奈美「beyond」

    H1280×W820mm 水性木版

  • 黄泉

    伊藤沙紀「黄泉」

    H1200×W920mm 水性木版

  • 海にいきたい

    藤本エレナ「海にいきたい」

    H1030×W1456mm シルクスクリーン

  • behind

    長田志穂「behind」

    H606×W900mm エッチング・アクアチント

  • 嚆矢

    吉村美咲「嚆矢」

    サイズ可変 手漉き和紙・鉄・墨・シルクスクリーン

  • そう

    増田早希「そう」

    H900×W1200mm エッチング・アクアチント・ディープエッチング

  • イシゲド

    秋庭麻里「イシゲド」

    H1230×W920mm 水性木版

  • 静寂

    齋藤僚太「静寂」

    H300×W200mm 木口木版

  • いつもの事

    森岡麻美「いつもの事」

    H300×W600mm 銅版画

  • 寒冷紗の動きNO.3

    大森弘之「寒冷紗の動きNO.3」

    H590×W1330mm 銅版画

  • collectionism-präparat- 治癒/水玉菌

    ヘンミモリ「collectionism-präparat- 治癒/水玉菌」

    H350×W700mm(各350×350mm) スクリーンプリント

  • Death

    ささきえり「Death」

    H900×W606mm 銅版画

  • phys

    佐藤和佳子「phys」

    H1177×W606mm 銅版画

  • 静厳

    平野有花「静厳」

    H1305×W920mm 水性木版、油性木版

  • ICE

    畑まどか「ICE」

    H765×W557mm スクリーンプリント

  • ウルザ

    李英圭「ウルザ」

    エッチング、アクアチント、400×520mm

  • 訪問

    倉金奈々子「訪問」

    銅版、600×1050mm

  • 蜃気楼

    西村沙由里「蜃気楼」

    銅版

  • catch×catch

    吉田理子「catch×catch」

    銅版

  • ゆきがふるこころに

    塩崎あゆみ「ゆきがふるこころに」

    木版

    エッチング、アクアチント、400×520mm

  • 内光溶解的

    小野智香「内光溶解的」

    水性・油性木版、和紙、墨汁、900×1300mm

  • 穏やかな朝

    西山麻衣子「穏やかな朝」

    木版、和紙、900×1200mm

  • 雨止む

    城下亜弓「雨止む」

    木版、水干、膠、915×1200mm

  • 浅き夢見じ

    朝比奈祐希「浅き夢見じ」

    シルクスクリーン、顔料、木炭、1000×2000mm

  • 煙雲の中の翼

    吉田理子「煙雲の中の翼」

    銅版画、780×1050mm

     

  • 光柳のはなしうた

    金子美早紀「光柳のはなしうた」

    銅版画、840×600mm

     

  • あやなす弐

     

  • 沈黙

    磯貝さとみ「沈黙」

    銅版画、605×605mm

  • 繋ぎの樹

    千田若菜「繋ぎの樹」

    木版画、1800×4500mm

     

  • reminiscence

    酒見浩司「reminiscence」

    ゴム板、1600×900mm

     

  • 山越え

    西村沙由里「山越え」

    銅版画、1800×1800mm

     

  • 女図鑑

    小野早菜子「女図鑑」

    H440×W440mm(各220×220mm) 木版画

     


フォトギャラリー


教員紹介

中村桂子 教授 /洋画・版画コース長
Nakamura Keiko

中村桂子 教授
Nakamura Keiko

1966年 東京都生まれ。1991年 東京造形大学造形学部美術学科研究生修了。修士。

 

ガレリア・グラフィカ (東京・銀座)、シロタ画廊(東京・銀座)などで個展多数。1991年「第59回日本版画協会展」山口源新人賞(日本版画協会)/2000年 五島記念文化賞美術新人賞(五島記念文化財団)/2002年「Acts of Renewal : Japanese Art Re-Interpreted」Victoria&Albert Museum(ロンドン)/2004年「日本の木版画100年-創作版画から新しい版表現へ-」名古屋市美術館(名古屋)/2005年「VOCA展」(上野の森美術館)/2010年「生まれるイメージ」(山形美術館)

 

naka1naka3naka2naka5naka4

若月公平 教授  
Wakatsuki Kohei

若月公平 教授 
Wakatsuki Kohei

1956年 埼玉県生まれ。1981武蔵野美術大学実技専修科研究課程版画専修修了。学士。

 

1985年 「第2回中華民国国際版画展」―金賞―(台北市立美術館・台湾)/1997年「リュブリアナ国際版画ビエンナーレ」―グランプリ―(スロベニア)/2005年「高知版画トリエンナーレ」―奨励賞―(伊野町紙の博物館・高知)

2013年 個展/ 若月公平展-杜が居た- 養清堂画廊、など

現在:社団法人 日本版画協会会員、大学版画学会 会員(運営委員)

 

waka1waka2waka3waka4waka5

2018年度 講師一覧

2018年度 講師一覧

大塩紗永
鈴木吐志哉
馬場知子
廣澤仁
筆塚稔尚
辺見海
三浦一之