design:鈴木敏志(JEYONE)

design:鈴木敏志(JEYONE)

ひじおりの灯ポスター

ひじおりの灯 ポスター(3.3MB)
ひじおりの灯 リーフレット(3.9MB)

Light design : Masayoshi Takeuchi/Artwork : Michi Takakura/Photo : JEYONE

灯籠デザイン:竹内昌義/灯籠絵:高倉未知

ひじおり温泉へのアクセス

交通のご案内
バス:山形新幹線JR新庄駅より肘折温泉行きバスで約75分。
お車:新庄市から国道47号、国道458号で約60分。
   山形市から国道13号、県道30号、国道458号で約100分。

第2回 灯籠絵鑑賞会

ひじおりの灯 2008|大蔵村肘折温泉

約4,000人の村民が暮らす、慎ましく雪深い村・山形県最上郡大蔵村の、さらに山の奥底に「肘折温泉」はあります。肘折は観光を目的とした温泉地ではありません。自然とともに生きる農業中心の暮らしにあわせて農閑期に骨休みをする、古くからの湯治場として知られています。また、月山の登山口でもあることから、江戸時代は山岳信仰の霊湯として栄えました。現在では夜明けとともに立つ朝市に緑濃い山菜がならび、お年寄りたちが狭い路地から路地へ、下駄を鳴らしながらのんびりと行き交う穏やかな風情が好まれて、年間12万人の湯治客を迎えています。
肘折温泉は昨年夏、開湯から1200年を迎えました。小さな温泉街には郷里の歴史的な日を祝うたくさんの人々が集い、さまざまな神事やイベントがおこなわれましたが、そんな中、温泉街通りでほのかに灯る23基の灯籠がありました。八角の灯籠「ひじおりの灯」は、東北芸術工科大学が推進する東北ルネサンスプロジェクトの地域活性化モデル事業として、教員と学生が肘折地区からの要請を受けて制作したものです。
灯籠の骨組みは、庄内地方の建具職人が、自慢の伝統工芸「組子」の技術で組み上げ、紙は地元産の手漉き「月山和紙」を選びました。日本画を学ぶ画学生たちは、そこに温泉街の景色や、瑞々しい山菜、岩山に穿かれた地蔵倉や、大蛇伝説、朝市の賑わいなど、この地の様々な風物を描きました。山形の伝統技能に支えられ、美しく表装された若者たちの灯籠絵は、温泉街の目抜き通りに立ち並ぶ23軒の旅館の軒先に吊るされて、湯治場の夜を幻想的にライトアップしました。湯治客は夕涼みを兼ねて、灯籠を眺めに温泉街を巡り歩きました。そして今年もまた、31人の若者たちが肘折で制作をおこない、新たな灯籠絵が、7月13日に開催される修験の火祭りにあわせた点灯に備えています。
都市の喧騒を離れて母なる大河・最上川を渡り、雪を冠した月山を眺めながら蕎麦の花咲く高原を抜け、カルデラ盆地の底へと一気に下ったら… そこには古の日本を感じる温泉街と、「ひじおりの灯」が静かに点灯してあなたの来訪を待っています。

  • 会期=2008年7月13日[日]8月20日[水]
  • 会場=山形県最上郡大蔵村肘折温泉
  • 点灯時間=18時30分〜20時 ※雨天・強風時は点灯しない場合があります。
  • 主催=東北芸術工科大学 + 肘折地区
  • 協力=アサヒビール株式会社(山形支店)
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  • プロジェクトリーダー
    赤坂憲雄(東北芸術工科大学大学院長・東北文化研究センター所長)
  • 肘折温泉プロジェクト実行委員会
    柿崎操策(優心の宿 観月)/渡部恒夫(肘折地区)/須藤修一(カネヤマ商店)/柿崎泉(ゑびす屋)/安彦加一(大蔵村役場)/福本浩(福本屋)/木村裕吉(木村屋)/柿崎雄一(つたや金兵衛)/高山茂(松屋)/早坂隆一(そば処 寿屋)
    アドバイザー(東北芸術工科大学教員)
    森繁哉(舞踏家・民俗学者/教授)/竹内昌義(建築家/教授)/辻けい(美術家/教授)/山崎和樹(染色家/准教授)/石井博康(美術家/教授)/若月公平(銅版画家/教授)/番場三雄(日本画家/准教授)
    コーディネーター
    宮本武典(東北芸術工科大学主任学芸員)/柿崎雄一(つたや肘折ホテル代表取締役)
    参加アーティスト
    東北芸術工科大学学生・大学院生有志(代表:佐藤賀奈子・立花泰香)/洋画コース卒業生有志(佐藤真衣・佐藤妙子・後藤拓朗)
  • 特別出品
    若月公平(東北芸術工科大学教授)
  • 灯籠制作
    庄内木工技術研究会(組子制作・表具)/下山基行(鍛造金具)/三浦一之(月山和紙)

●関連イベント

  • ○ART PROJECT 1
  • 絵描きの卵たちは、肘折をどのように表現したのか?
    作者による夜の作品解説トークリレー「肘折絵語り・夜語り」。
  • 開催日時=2008年7月14日[月] 18:0021:00
  • 会場=肘折温泉街(18:00に「上の湯」を出発)
  • 鑑賞順路=「上の湯」→「葉山館」方面→旧肘折郵便局舎(小休止)→「元河原湯」方面 ※雨天・強風時は「上の湯」2Fで開催します。
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  • ○ART PROJECT 2
  • 肘折の鉱泉で糸を染め、採取した植物を月山和紙に漉き込んだ大型のテキスタイル作品「肘折媒染」が、上の湯の内壁に設置されます。
  • 公開期間=2008年7月より恒久設置
  • 設置場所=共同浴場「上の湯」内壁
  • 壁画制作=加納里美/坂内まゆ子/佐々木周平/二階堂恵/平田真理江/平塚太一郎/藤本紗世/松田かや(工芸コーステキスタイル専攻4年)
  • のれん制作=加藤みな美(大学院工芸領域1年)
  • 制作指導=辻けい/山崎和樹/柳田哲雄(補助)
  • 紙漉指導=三浦一之
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  • ○ART PROJECT 3
  • 「古き良き」湯治場として昔から人々に語られてきた肘折。
  • 芸工大プロデュースの復刻絵葉書に、温泉街の今昔を見る。
  • 企画監修=赤坂憲雄
  • デザイン=鈴木敏志(JEYONE)
  • 写真提供=東北文化研究センター/肘折地区・肘折温泉郷振興(株)
  • 販売=肘折温泉商店組合 ※各商店や旅館のフロント、肘折いでゆ館で購入できます。
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  • ○CAFE & GALLERY 1
  • 湯治客が行き交う目抜き通りのランドマーク、木造モダンの旧肘折郵便局舎が、期間限定のギャラリー&バーに変身します。
  • 「gallery ひじおりの灯」
  • 開廊期間=2008年7月13日[日]8月20日[水] 9:0021:00
  • ※土・日・祝日は常時オープンしていますが、平日は鑑賞台帳にお名前を記入の上、「カネヤマ商店」か「お茶道楽ワゴン」で旧肘折郵便局舎の鍵を借りてご鑑賞ください。なお、8月24日[日]11月3日[月]までは日・祭日のみ限定でオープンしています。
  • 会場=旧肘折郵便局舎内
  • 会場設計=亀岡真彦(大学院建築デザイン領域1年)
  • 「Bar 郵便局」
  • オープン期間=2008年7月12日[土]14日[月]18:0022:00
  • 企画・運営=建築・環境デザイン学科 竹内昌義研究室
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  • ○CAFE & GALLERY 2
  • あなたの体調にぴったりのお茶、お教えします。世界のお茶を満載した移動式茶屋、「お茶道楽」が水戸から肘折に出張営業。
  • 営業場所=旧肘折郵便局舎前
  • ※軽ワゴン店舗のため場所を移動する場合があります。
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  • ○WORKSHOP 1
  • どこをとっても「絵になる」肘折の風物を描いてみましょう。
  • 番場先生のスケッチ指南。(参加者募集中!)
  • 開講日=2008年7月13日[日]14日[月](1泊2日コース)
  • 会場=肘折温泉 ※2〜3人部屋で分宿になります。
  • 交通=東北芸術工科大学から送迎バスを利用または現地集合
  • 対象=スケッチ初心者から経験者まで丁寧に指導します
  • 定員=30名(先着順/17名に満たない場合は中止とさせていただきます)
  • 講師=番場三雄(東北芸術工科大学准教授)/日本画卒業生・大学院生
  • 受講料=18,000円(宿泊費・旅行保険料を含みます)
  • 申込締切=7月3日[木]
  • 申込・お問い合せ=東北芸術工科大学エクステンション(担当:大谷)
  • TEL 023-627-2091 FAX 023-627-2085 exte@aga.tuad.ac.jp
  •  
  • ○WORKSHOP 2
  • もうひとつの「ひじおりの灯」。閉校の年にこどもたちが描く肘折小中学校の思い出が、精霊流しの図案になって銅山川をくだります。
  • 開講日=2008年8月3日[日] 10:0017:00
  • 精霊流し=2008年8月17日[日] 19:00〜
  • ワークショップ会場=肘折センター(「上の湯」2階)
  • 対象=肘折地区のこどもたち(小学生・中学生)※見学自由
  • 講師=林こずえ(大学院こども芸術教育研究領域2年)

●お問い合わせ

  • 「ひじおりの灯」実施について→東北芸術工科大学
  • 美術館大学構想室
  • 〒990-9530 山形県山形市上桜田3-4-5
  • TEL 023-627-2043 FAX 023-627-2085 museum@aga.tuad.ac.jp
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  • 宿泊および交通について→肘折温泉広報担当
  • つたや肘折ホテル(担当:柿崎)
  • 〒996-0301 山形県最上郡大蔵村肘折温泉504
  • TEL 0233-76-2321 FAX 0233-76-2509 kaki@tutayahijiorihotel.com
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