TOP > 大学院 芸術工学研究科 案内 > 修士課程 デザイン工学専攻 概要
現代社会は、国際化、高度情報化、科学技術の急速な進展、産業構造の変革、高齢化、地球環境の保全さらには人々の不安や疎外感など多くの問題を抱えている。生産デザイン分野においても、これらの問題を真摯に考究するデザイン活動により、わが国社会に貢献するとともに国際的信頼を獲得していける先導的デザイナー、教育研究者の育成が課題となっている。
生産デザイン領域の特別研究は産業分野に即してデザイン開発研究に取り組むプロダクトデザイン、スペースデザインの2つの系と、産業分野にかかわりなく新たなデザインの可能性を探索する実験デザイン系、そして地域の産業振興のためのデザインの企画、開発、プロモーションについて研究する地域産業系の4つの系がある。
いづれの系においても人間の生活・文化を発想基盤とするデザインの原点に立ち戻り、新たな視座と創造的思考力をもってデザインの新たな方向を開拓する研究に取り組む。
建築物から都市さらには県土や国土のスケールに至るまで、快適な人間居住環境を創造するためには、必要とされる多くの専門知識や技能を複眼的に修得することが大切となっている。すなわち、学部教育の基礎を前提として、建築や地区、都市や地域などの環境相互の関係性の重要さを理解することであり、また環境の物理的な解析のみならず、社会的、文化的に理解することである。その方法も、定性的な手法や定量的な手法を適宜組み合わせることが求められている。
本研究では、専攻内関連科目のみならず他専攻の関連科目を最大限活用してこの要請に沿う教育を行い、また専攻する対象を絞ったうえで、環境設計・計画にあたってのプレゼンテーションの技能、コミュニケーションの機能を高める訓練を具体の材料によって行う。また、本研究は指導教員の指導によって、特定の分野に狭くはまり込まないような指導を原則として、修士論文作成までの修学プログラムを作成する。また、本研究の性格上、常に実社会との接点を保持できるよう心掛け、調査やプロジェクトへの参加機会を多く持たせる。
この結果、建築、都市設計、ランドスケープデザイン等の分野で中心となって活躍できるような専門家として、しかも社会の動きを敏感に感じ取れる広い視野と柔軟な思考力を持った環境設計・計画の専門家として人材を育成しようとするものである。
視覚的な情報の効率の良さと大きさは時代や文化の違いを超えて万人が認めるところである。したがって、情報の視覚化は今後ますます国際化が進む社会の中で、必然的な要求となってくる。そこで本研究においては、視覚的情報をビジュアルコミュニケーションとして大きくとらえ、映像、グラフィックの分野に大きく拡がる視覚的表現の世界を総合的に研究していく。また、社会の中でそれが機能するため、より具体的でリアルな側面にも実践的に取り組んでいく。
視覚的表現の表現技術者としての専門家ばかりでなく総合的な視野に立って視覚情報を創造し、演出できるプロデューサー及びディレクターをも育成していきたい。他の分野に対しても広く深い理解と実践が求められるこのような人材は情報社会を前進させるために必要不可欠である。そのため、始めに専門の分野を絞らずに比較的広くビジュアルコミュニケーションを学んでいき、その結果を踏まえて、次の段階では個々人の特色、能力にあった専門の分野に絞り込んで研究を行う。
仙台・山形地域にコンテンツ創造活動を定着発展させるため、また、商品・事業開発やWebビジネス、広告といったビジネス・プロデューサー分野に対する社会的要求を見据え、実践的なコンテンツプロデューサー・ディレクター・クリエイターの養成を目指す。
詳しくは大学院仙台スクールのHPをご覧下さい:http://www.tuad.ac.jp/sendaisc/
