
※各チームの提案タイトルをクリックすると、二次審査時の提案パネル(PDF形式)がご覧いただけます。

有田工業高等学校(佐賀県) 川添こころ(3年)/島田花穂(3年)/田中みずき(3年)


僕は普段企画を考える仕事をしています。3月11日に震災が起こったとき、自分のことが本当に情けなくなりました。今まで「企画の力で人を幸せにするんだ」と言っていたわりには、震災直後、何もできませんでした。企画なんか何の役にも立たない、企画を考えるよりも、被災地に水を持っていく、ロウソクを持っていく、乾電池を持っていく、なんていうふうに実行に移したほうがよっぽど力になれる。なんて企画は無力なんだろう…そう思いました。
でも、少し時間が経つと、やっぱり企画は必要なんだと思うようになりました。悲しんでいる人の心の痛みをどうやったら少しでも取ってあげられるか、どうやったら集まったお金がもっと効率良くみんなに行き渡るか、どうやったら避難所をもっと快適にできるか。いろんな企画が必要でした。僕は改めて、やっぱり企画というものは必要だな、この日本に新しい資源として、企画は大切なものだなと思いました。
企画には何が一番大切か…それは実行することです。企画を思いついても「いい企画だな」と満足しているだけでは何の意味もありません。思いついた企画を実行に移したときに、初めてその企画は命を持った、魂を持ったものになります。本当の優勝は、それぞれの企画を実現したチームだと思います。
記念時間時計を作って、10万ダウンロードされたときに、茂木さんに「どうだ!」と言ってください。ぜひここをスタート地点だと思って、みなさんの企画をどうやって実現していくか、その面白さをもう一度考えてほしいと思います。来年の挑戦もお待ちしています。