社会で活躍する卒業生

ディレクター|髙野明史|株式会社グッドスマイルカンパニー

見てもらうことへの強い意識が より魅力的な作品に繋がる

「大学で彫刻をつくっていた頃も、そして仕事をしている今も、〝人が注目するものって何だろう?〟ということを常に意識しながら作品をつくっています」。そう話してくれたのは、株式会社グッドスマイルカンパニーでディレクターを務める髙野明史さん。主に、アニメやマンガのキャラクターを約2・5頭身まで小さくデフォルメしたフィギュア『ねんどろいど』のディレクションを担当しています。自ら原型をつくることもある髙野さんですが、基本的には、製作されたフィギュアの造形の良し悪しを確認したり、納期までのスケジュールを管理するのがメイン。また、担当している商品のアニメやマンガはしっかりチェックし、キャラクターのポージングに活かせそうな場面を探して提案するなど、ユーザーの琴線に触れるモノづくりへの努力も惜しみません。「ただ作品をつくって終わるのではなく、それを多くの人に見てもらうことが重要で、そこまでを含めて初めて〝作品〟となることを芸工大の先生方が教えてくれたんです」。小さい頃から模型やプラモデルが大好きだったことが、彫刻コースへの進学、さらに現在の職業へとつながっていった髙野さん。「自分の手掛けたものが世の中の何千、何万という人の手に届くってすごいことだなって。やっぱりユーザーさんに喜んでもらえた時が何より嬉しいです」。

1978年福島県生まれ。卵型の玩具入りチョコレート『チョコエッグ』の動物フィギュアシリーズに魅了されたことがきっかけでこの業界へ。現在は『ねんどろいど』のディレクターを担当。(2000年度 美術科彫刻コース卒業 / 福島県立保原高校出身)

社会で活躍する卒業生
社内ではパソコンに向かう時間も多い髙野さん。
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髙野さんが手掛けた商品の一部。「ねんどろいど」など多くの人気商品に携わってきました。
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グッドスマイルカンパニーのマスコットキャラクター「ぐま子」と。
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オフィス入り口に飾られている同社のロゴ。