漫画家|藤本タツキ|集英社『 少年ジャンプ+』 連載作家

漫画が持つ強い伝播力Web を通してより多くの人へ

「昔から油絵を描くのが好きで、それ以上に物語をつくるのが大好きでした。漫画家の道を選んだのは、自分の感性をよりストレートに出せると思ったから」。そう話す藤本さんは現在、Web 誌『少年ジャンプ+』にて『ファイアパンチ』を週刊連載しています。週刊ともなるととにかく忙しく、ネームを考えるのにかけられる時間は1日あるかないかくらい。だからこそ共につくり上げる担当編集者との打ち合わせは欠かせません。「今の編集者さんとは、漫画を投稿していた17歳の頃からの付き合い。多少直しは入りますが、常に僕のやりたいことを尊重してくれています」。そして生み出されていく藤本さんの世界観が、いま大きな話題を呼んでいます。ちなみにこの漫画の冒頭、舞台となるのは氷の魔女によって極寒の地に変えられた世界。「出身が秋田で大学が山形なので、やっぱり雪の印象はすごく強くて…。山形の方がより寒かったですけどね(笑)」。

ふじもと・たつき/ 1992 年秋田県生まれ、秋田県立仁賀保高校出身。大学生の時に応募した読切作品『恋は盲目』がクラウン新人漫画賞佳作となり、同作品でデビュー。現在、『ファイアパンチ』を連載中。

「漫画の魅力は、広い層に読んでもらえること。自分の作品が多くの人の目に触れるのはやっぱり嬉しい」と藤本さん。