PRIZE|入賞

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『なんちゃってホームステイ!!』

会津学鳳高等学校(福島県)
吉川茉央(3年)/小柴優(3年)/渡部あすか(3年) 丸山弘樹 教諭

国内ホームステイで家族について考える

それぞれの家族のあり方を「異文化」として体験し、自分の日々の生活を見直せる「ホームステイ式ワークショップ」のアイデアは、いとこの家に泊まりいったときに当たり前のように家族の手伝いをしている様子を観て、なんでも親に任せっきりだった自分を反省したことから思いつきました。一番の特徴は、受け入れ先となる「ホストファミリー」を登録して家族の特徴や「ウリ」を書いてもらい、体験側は、「普段とは違う日常を体験したい」「趣味が近い」などの自分のニーズに合わせて選択できることです。自分以外の家族のあたりまえを体験し、改めて自分の家族との絆を確認することは、家族間を越えた地域とのつながりにも気がつきます。ホームステイしたいと思うニーズの掘り起こし、受け入れ先となるホストファミリーへの説明、対象者ごとの導入期間の設定など課題はいろいろありますが、高校生、大学生の夏休みの課題や授業のカリキュラムに組み込むなどのヒントももらえたので自分たちなりに実現してみたいと思っています。

二次審査時の提案パネル  PDFダウンロード

受賞者の声

吉川茉央(3年)

決勝大会に出場が決まった時は本当に驚きましたが、メンバーと話し合う中で自分には無いアイデアや考え方が出てきて、デザインを生み出す面白さや難しさを知りました。今まで経験したことのない大舞台での発表はとても緊張しましたが、大勢の人に伝える面白さを体験できました。どうすればたくさんの人の心に響くかを考えるプレゼンテーション力が成長したと思います。

小柴優(3年)

決勝まで進めるとは予想していませんでしたが、決勝大会に進むことで、チームで企画・構想する面白さや自分の考えを発信し実行に移す難しさを体験しました。しかしメンバーがアイデアを出しやすいような工夫をして、その先にある楽しさも体験しました。大会を通して何かを自分で考えて行動することに積極的になりました。この経験をもとに、今後も社会について考えを深めたいです。

渡部あすか(3年)

決勝大会に出場することに驚きつつも、新しい自分を見つけるために挑戦しました。自分の考えを相手に伝えることがとても難しいということが分かり泣きそうになりながらも、チームサポートの大学生の方たちと話し合い、プレゼンを仕上げることができました。また自分から他人に話しかけることができるようになったり、人前で話すことができるようになりました。

丸山弘樹 教諭

本校に着任したのは2015年4月。美術教員として総合学科のバラエティに富んだ講座を幾つも担当できて嬉しく感じていました。3年文系選択「デザインⅡ」の授業。デザインの授業はその醍醐味を知っていれば教員にとってこの上なく美味しい。人間にとって森羅万象がデザインの対象。どうせなら「生きたデザイン」の授業をやろう。それに最適な目標の一つが「デザセン」でした。新任の私とバラバラのクラスから集った14名の生徒たちとのよそよそしい空気の授業が始まりました。デザセンに向けて自由にチームを組ませ討議するうちに、そのよそよそしさは彼らの真面目さと謙虚さの故であり、控え目な物腰の中に熱いハートが宿っていることが分かりました。決勝に残ったのはプレゼン姿が想像できないような生真面目な女子3人チーム。今回提案した「なんちゃってホームステイ!!」の真のテーマは、彼女らが己の心の殻を打ち破る挑戦にあったと思います。受賞は逃したものの、悩み、苦闘する中で彼女らはかけがえのない宝物を発見したと信じています。私自身、初参加のデザセンから多くを吸収し、書類やインターネットでは分からない多くを決勝大会で肌身で学びました。彼女らの後輩たちと再びこの山形の地を訪れたいと思います。チームサポートの渡邉さん・平山さん。あなたたちが厳しくも優しく寄り添ってくれたことで3人は大きく成長できました。本当に、本当にありがとうございました。

デザセン学生スタッフからの応援メッセージ

プレゼンテーションのセリフ暗記にすごく苦労されていましたが、本番はその努力がたくさん見えた発表でした。決勝大会出場が決まってからは地元の大学で発表する機会を作り、アイデアの実現度やニーズを探ってアイデアをより面白く、より説得力を持たせようとしている姿に感動しました。そこにチームのメンバー3人と丸山先生のチーム力を感じました。決勝大会が終わり最後の別れの時、私達も寂しい思いで見送りましたが、みなさんも泣いていたと聞きました。でもその泣き顔の裏に、来たときよりもよりたくましくいい笑顔があったように思います。本当にお疲れ様でした!

チームサポート
渡辺のり子(コミュニティデザイン学科2年)

『なんちゃってホームステイ!!』はとてもキャッチーなタイトルで、内容も分かりやすく面白いアイデアだなというのが最初の印象でした。 プレゼンでは3人の強みを活かした役割分担を自然にしていて、色んな角度からプレゼン内容の説明を求められても精神的に耐えられる強いチームだった印象があります。発表順が1番最初になったにも関わらず、動じず練習をしていた3人。みんな3年生で、受験やテストに追われていた中だったと思いますが本当におつかれさまでした!

チームサポート
平山エリ(コミュニティデザイン学科2年)

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